11月13日(土)、14日(日)に本学の学園祭「秋桜祭」が開催されました。今年はコロナ禍でもあり、対面とオンラインのハイブリッドで開催。本学関係者以外の入場は予約制で、人数を限定しての実施でした。
今年のテーマは「ブレイクスルー」ならぬ「ブレイキングスルー(Breaking Through)」、これを企画する学生の意気込みが伝わります。
オープニングイベントでは、総合教育センター主催で初めて開催された映像コンテスト「みつけた!私の大学の魅力」の表彰式がありました。本コンテストには、学部学生や大学院1年制コースの社会人が応募してくれました。短い映像でしたが、大学の捉え方や表現法が異なっており、受賞しなかった作品も含めて力作で、楽しく、興味深く拝見しました。
また、学園祭の目玉の一つである環境デザイン学科のファッションショーも、適度な観客を迎えて盛り上がっていました。ショーが終わった時、私の隣の若い男性グループが「今まで知らなかった世界だ!」と感想を言い合っているのを聞いて、こっそり笑ってしまいました。
人見杯英語スピーチコンテストでは、並み居る名門大学の学生の中で、なんと本学の学生が1位から3位まで独占しました。嬉しい驚きですが、審査は他大学の教員が出身大学を伏せて行うので、全く公正な審査結果です。1位は心理学科、2位は国際学科、3位は英語コミュニケーション学科の学生でした。英語を専門としない学科の学生が優勝したことからわかるように、コンテストでは英語のスピーキングだけでなく、コンテンツ(スピーチの内容)も重要です。この他に食安全マネジメント学科の学生もファイナリストとして健闘していましたが、これからも英語以外の専門の学生も自分の専門分野や興味あることをコンテンツにしてどんどんチャレンジしてほしいと思います。
この他にも、学生の奮闘努力が感じられる多くの発表やパフォーマンスがありました。秋桜祭は学生の正課内外の活動の成果発表の場やチャレンジのよい機会であるとともに、見に来た人々にも元気を与えることのできる大イベントであったと思います。
今回の秋桜祭に関わった実行委員や参加者、またサポートしてくださった教職員の皆さん、大変ご苦労様でした。
※環境デザイン学科の学生によるポスターデザイン。サナギを破り、外の世界へと切り開いていく蝶の姿と、秋桜祭のテーマでもある「Breaking Through」を重ね、この蝶のようにパワーアップしていこうという想いが込められています。