平成24年度入学生対象スクーリング(前半)

昭和女子大学では各学科ごとに入学準備教育を行っております。これはAO入試や指定校推薦など、入学が早目に決まる新入生を対象として、4月までの空いた時間を利用して、大学での勉強に備えた事前学習を行っていただこうというものであります。2月18日にはその準備教育の締めとして、新入生スクーリングを実施いたしました。

今回はたくさんの先生方の写真を紹介していく形でスクーリングを振り返ってみましょう 😆

スクーリングは前半と後半に分かれました。前半は、出席した全ての先生方から自己紹介&激励のことばを伺ったのち、みなさんにやってきて頂いた課題に対し各先生から講評を加える時間が取られました。やや緊張ムードのなか、会は始まりました。

↑スクーリング開会の挨拶をする大谷津早苗先生(民俗学)と真剣に聞く学生のみなさん。

ひときわ熱の籠もった増田勝彦先生(文化財学)の激励。「歴史文化学科っていうのはね、みなさんの人生を豊かにする学科なんですよ!!」いいことばだよねぇ!!本当にそうなんだよ。

一通り先生方の挨拶がすむと、英語課題に関して田畑久夫先生(地理学)、年表づくりの課題に関して吉成薫先生(オリエント史)、日本史・世界史の課題に関して菊池誠一先生(ベトナム考古学)から講評が加えられました。

↑吉成先生「年表を作れと言われたら、なにかの本の後ろについている誰かが作った年表を丸写しにするのではなく、一冊でいいから本を通して読んで、フランス革命だったらフランス革命前後の事象の中で、論理的な関連に鑑みて自分が大事だと考えることをピックアップして作っていくことが必要なんですよ。作り手の意図の感じられない年表は単なる電話帳と同じ事項の羅列と一緒ですね。それとどの本を読んで年表を作ったのかに関する情報は絶対に必要です」。うーん、厳しい!とお思いになったかもしれませんが、これまたものすごく大事なことです!!

そしてテーブルごとにわかれて個別の講評の時間。

↑掛川典子先生(女性史)。掛川先生、熱が籠もってますねぇ :-)?

↑左・安蔵裕子先生(服飾史)、右・江中里子先生(フランス文化)

ここまでで前半の部は終了。後半の部の茶話会は次の記事で。