今日は今回の調査で出土した「ミニチュア」土器を紹介いたします。
手のひらに収まるほど小さな土器。
土器の形をしているし、土器と同じで粘土で作って焼いている。
しかし、ちっちゃくて、器としては使えない。
そんな土製品を「ミニチュア土器」と呼びます。
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竪穴住居に流れ込んだ土の中から見つかりました(写真右側)。
欠けたところのない完形品です。
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子供のおもちゃでしょうか?
子供が土器の作り方を学んだのでしょうか?
特別な儀式用の道具でしょうか?
まだまだ分からないことは一杯あります。
掘ってみなければ分からないこと、
掘っても分からないこと、
なぜなぜ?って考える楽しさが考古学の魅力の一つだと思います。