民俗学の宝庫、椎葉村、『椎葉巡見報告書』編集中!②

こんにちは、歴文2年のH.Aです

昨年の夏休み8月27日から8月30日に民俗研修旅行「椎葉巡見」と称して、大谷津先生、渡辺先生、歴文生7人、日文生3人の12名で宮崎県椎葉村を訪れました。現在、椎葉での活動の成果を報告書としてまとめています

報告書の完成に先駆けて、旅行の様子を報告していきたいと思います
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3日目は、杣山願事件供養碑、小崎神社、光勝寺を訪れるなど、椎葉村の歴史に触れました

杣山願事件供養碑とは、この事件によって死罪となった黒木六郎左衛門と、その弟の大六の2人を供養するための碑です。
この供養碑の近くにあるお宅には、代々伝わる日本刀や元禄11年にお伊勢参りへ行ったときに書かれたという木箱の蓋があります。これが、六郎左衛門の縁りの品だそうです。なんと刀を実際に持たせていただきました

六郎左衞門の日本刀

この日は、アクマキ作りの体験させていただきました

アクマキは、灰汁に一晩つけたお米を筍の皮に包み、6時間煮ることで、ようやく完成します。料理に灰汁を使うのは、保存が利くようになるからだそうです
ご指導を受けながら、1人1人アクマキを作らせていただきました。上手く包むのは難しいのですが、自分で作ることができ、とても楽しかったです
できあがったアクマキは、もちもちとした食感をしていています。アクマキ自体には味はないため、きな粉や蜂蜜をつけて食べました 

アクマキ作りの見学の様子

 

筍の皮で包んだアクマキ