歴文から観光業界を目指す!(後編) [2014年07月15日(火)]

「歴文から観光業界を目指す!」後編です。引きつづき、大手旅行代理店に勤務する歴文OGの中村友美さんへのインタビュー記事を掲載します。

松田:ではブログ記事後編。いよいよキャリアに向けてのお話し。大学1年時点で漠然と京都に関係ある仕事とかいいなぁと思っていらした中村さんですが、本格的に卒業後のキャリアを意識しだした時期はいつ頃でしたか。

中村さん:3年生になり、将来のこと考えなきゃなあと思い始めました。資格を取ってなかったので、何か取りたいと考えていた時に、旅行業務取扱管理者の資格を取得を目指す専門学校の先生が、昭和に説明会を開きに来てくださいました。その説明会に出席し、5月から9月にかけてダブルスクールのような形で資格の勉強をしました。

松田:ああ、3年の前期はかなり本気で資格の試験勉強に取り組んでいたよね。広島へのゼミ旅行中もテキストを読んでらしたのを思い出します。各地の観光情報から旅行関係の約款まで、観光業につくための基礎知識が問われる資格だよね。旅行業務取扱管理者の資格自体は1年生からでもとれる資格だけど、中村さんは就職活動に間に合って良かったね。

中村さん:そうですね。3年生の1年間はとにかく何でも挑戦する年にしよう!と思い立ち、夏休みにインターンシップに行くことを決めました。そこでバス旅行を担当している会社様に行かせていただき、旅行業務はどういうものなのかというのを学びました。夏の間は、インターンと資格の学校への通いでとても忙しくなりましたが、乗り越えた時の達成感も大きかったです。

松田がつけたニックネームは「がさつな姐御」。なんにでも首を突っ込みパワフルに人と接する。それも立派な能力!

松田:たしかに3年次の中村さんはフル回転だったイメージだなぁ。よく頑張ったよねぇ。歴文で学んだことは今の仕事に生かせそうですか?

中村さん:旅行に行く目的の何割かは、歴史がらみですよね。実際私もそうです。旅行先だけでなく、近くの道を通って寺社や大きなお屋敷があったらわくわくしたり……。観光業と歴史は深い縁があると思います。物の起源を知ること、話せることはその時代を知り、語り継ぐことにつながります。歴史を学び人に話すことは、人を呼び込む観光業と似ている気がしています。

松田:そういう意味では観光業というのはわりとストレートに歴文とつながっている業界ではあるよね。現在中村さんは旅行代理店でお仕事をなさっているわけですが、最初の配属先の業務内容はどんな感じ?

中村さん:教育旅行の仕事をしていますよ。学校様に営業に行き、修学旅行やスキー合宿などの企画から手配、実施、最後の清算に至るまで全て関わります。修学旅行に行ったときにスーツの大人がいませんでしたか?あの人達です(笑) 学生の時は添乗員さんは何をしてる人なのかよく分かっていませんでしたが、修学旅行が行程通りに進むように裏で調整したり、乗り物や体験学習を予約をしたり、宿や食事場所とやり取りをしています

松田:もともと観光業のなかでも教育旅行の仕事を希望していたんだもんね。このインタビューをするときにも、中村さんはなかなか捕まらなくて、本当に全国を飛び回っているんだなぁと実感しました

中村さんの同期Oさんも今日大学にひょっこり遊びに。みんな、それぞれの道を歩き始めています。幸あれ幸あれ!

松田:さてさて、就職活動について、なにか後輩たちへのメッセージを聞いてみたいな。

中村さん:毎回就活の話をしてくれと言われた時に伝えていますが、パンツスーツは持っておいた方がいいです。冬はとにかく寒いですから、ストッキング一枚だと風邪引きます。体調管理に気をつけて!

松田:中村さん、めっちゃさむがりやからなぁ笑 肉体的に精神的にいかに健康を保つのかというのが就職活動の一番の課題とはいえるかもね。あ、でも次の年度からは就職活動は春に解禁になるから、寒さは少しましかもしれないね。

中村さん:寒がりだし暑がりです(笑) 春就職がどうなるか分かりませんが、体調管理は今後ずっとつきまとうものだと思いますしね。

松田:歴文生は最終的な内定率はきちんと9割を越えていますし、自分が社会をどのように支えたいかというイメージをしっかりもって、志望動機を固めて動く学生も多いですよね。ただ、全体としてみると、ちょっと就職活動の動き出しが遅いんだよね。

中村さん:そうですね。歴文生は勉強が好きな子が多いので、4年生は自分の研究に没頭しがちかなというイメージです。あと、多趣味だから忙しいという人が多いので、就活は早め早めに動いておいた方が後々圧倒的に楽です。卒論と就活の掛け持ちは相当大変だと思います…。私は片方ずつ力を入れたかったので、まず就活に集中しました。この辺りはゼミの先生にも相談した方がいいかもしれませんが。

松田:卒論と就活をどのようにゼミ生に両立させるかというのは、ゼミ教員にとってもとても大事なテーマです。教員視線で学生のみなさんをみていると、動きだしをはやくして、一定のペースを保ちながら活動を続けていくのが大事なような気がします。もちろん希望業種が集中する期間は勝負をかけるしかないわけですが……。

中村さん:周りが動いてないからまだいいや、でなく、後の自分のために先に先に行動する。もし、もし別の道を考えたいと思った時に、時間があればもう一度就活をすることも可能になります。4年生は本当にあっという間なので、時間の使い方に気をつけてください。そして、じっくり自分の将来と向き合って、友人や家族とたくさん話をして、考えてみてください

松田:キャリア支援センターやゼミ教員、そしてクラスアドバイザーなど、身近な年上の第三者視点からのアドバイスを受ける機会はたくさんありますし、さらには社会人メンター制度もありますので、上手に使って欲しいと思いますね。昭和女子大学キャリア支援センターへの年間就活相談件数はなんと4000件以上学生1人あたり平均で約4回の面談を受けているわけですから、相当手厚いと思うんだよね。いろいろなチャンスを活かすのがとても大事!まぁ、ただ、無事内定がとれたとしても……

中村さん&松田:どのみち卒論では苦しむことになるわけなんですが!!笑

今回卒業後の中村さんと接してみて、歴文での研究と語らいの時間がしっかりと根づいていることを強く感じました!

松田:では最後に歴文ブログを読んで下さっている受験生に向けてのメッセージを一言お願いします。

中村さん:自分の将来とまっすぐ真剣に向き合うのが、大学受験だと思います。まずは大学を知ることオープンキャンパスや学校訪問などどんどん行ってみてください私も色々な選択肢の中から、昭和に入学し、歴文で4年間を過ごしました。最初は不安も多かったのですが、住めば都という言葉があるように、振り返ればとても楽しい4年間で、今すぐ戻りたいくらいです(笑) 大学4年間は、時間がたくさんあります!そして、就職すると無くなります!その4年間を有意義なものにするためにも、色んなことを考え、悩み、そして決めてください!少しでも、その参考になれれば幸いです!

松田:「やっぱりもうちょっと研究したくなりました」といつでも戻ってきていいんだよ?笑 今日はどうもありがとうございました。現在のお仕事でしっかりとご活躍になってくださいね!

中村さん:あ、そうそう、合格したあとも、高校卒業までしっかり勉強は続けてくださいね。英語はとくに。

松田:あ、それ大事!で、4年間のうちに是非一度は海外にでてほしいところだね。では中村さん、また!

中村さん:久々の歴文ブログ、楽しかった!(笑) ありがとうございました!