山本暉久先生ゼミ 平成26年度ゼミ旅行

こんにちは山本暉久先生ゼミ、大学院1年の石下です!     

8/26~29日まで山本先生、井口助手、OGの先輩1名、大学院生5名、4年生2名の計10名で昨年に引き続き北海道の遺跡・博物館を巡る旅してきましたその内容をお伝えしたいと思います       

 8/26 1日目の日程
羽田空港→釧路空港→釧路市立博物館+釧路市立埋蔵文化財センター→釧路市立北斗遺跡ふるさと歴史の広場+史跡北斗遺跡展示館→釧路市湿原展望台→コッタロ展望台→宿舎
       

釧路市立北斗遺跡ふるさと歴史の広場の復元住居

 1日目は何と言ってもキタキツネ・エゾシカとの遭遇です
釧路市湿原展望台からコッタロ展望台に向かう道中の反対車線にキタキツネがいたのです車中は大興奮でした。興奮冷めやらぬ間に今度はエゾシカと遭遇写真を撮る間もなく木に隠れてしまったので写真はないのですが、心のカメラにはばっちりとおさめました
   
 

 8/27 2日目の日程
宿舎→摩周湖第一・第三展望台→屈斜路湖→斜里町立知床博物館→小清水原生花園→モヨロ貝塚→宿舎
      

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 2日目は、当初予定にはありませんでしたが、急遽「モヨロ貝塚にも寄ろ」(笑うところです!!)という事で、国指定史跡である最寄貝塚とモヨロ貝塚館に行ってきました。
本州とは異なった文化をもつ北海道においても異質な文化である「オホーツク文化」の代表的な遺跡です。人骨にそわそわする人がちらほら…。
 (現在ゼミ生には出土人骨に関する研究をしている学生が多いんです)    

モヨロ貝塚館 墓域展示

 8/28 3日目の日程
宿舎→博物館網走監獄→北方民族博物館→オホーツク流氷館→東京大学発掘調査現場「大島2遺跡」見学→宿舎
     

網走監獄正門前にて

  博物館網走監獄は網走監獄と北海道の開拓の歴史についての展示を見学しました。所々にマネキンが置いてあって、当時の様子を感じることが出来ました
3日目の最後に、東京大学が発掘調査を行っている現場を見学して来ました。東京大学が調査をしている大島2遺跡は擦文時代の遺跡で、住居址の調査を行っていました。私たちが行っている調査とは雰囲気が異なっていて面白かったです。

大島2遺跡発掘調査現場風景   

 8/29日 4日目の日程
宿舎→三里浜海岸→白滝ジオパーク交流センター+埋蔵文化財センター→旭山動物園→旭川空港→羽田空港   

オホーツク海 三里浜にて

 白滝ジオパーク交流センターと埋蔵文化財センターでは、黒曜石で作られた石器が数多く展示してあり、サイズも今まで見たことのないとても大きなものだったのでとても感動しました
見学後、白滝は黒曜石の産地ということで、みんなが楽しみにしていた黒曜石の原石採集を近くの川でおこないました  

白滝にて原石持って大満足!

 今年のゼミ旅行は天候にも恵まれ、北海道の自然や食べ物、もちろん遺跡や博物館も存分に楽しむことが出来ました来年の行先はどこになるのでしょう・・・・。今から楽しみです 

旭山動物園で集合!