諏訪原遺跡調査参加記(1)歴文1・2年生の感想

こんにちは、松田です。

私は日本近現代史の担当教員ですが、無理を言って、考古学分野が企画している諏訪原遺跡発掘調査隊にスポット参戦してきました!

諏訪原遺跡は八ヶ岳山麓にある山梨県北杜市に存在する縄文遺跡であります。縄文土器がもっとも華やかな発達を遂げた縄文時代中期中葉に栄えた諏訪原遺跡を歴文では10年以上調査し続けています。今年の調査対象は3つの竪穴住居跡だそうです。

歴文生たちが情熱と青春を傾けている諏訪原遺跡とはどんな現場なのか興味津々でありまして、軽い気持ちで、山本暉久先生(愛称・テル先生)に「一度取材させてください」と相談したところ、最初の「どうせ来るならOGもたくさん来る15日にきなよ」から、「どうせ来るなら泊まっていきなよ」に変わり、さらに「どうせ来るなら発掘できる服できなよ」になり、気がつけば一生懸命、掘っていました・・・。おそるべしテルマジック笑

「○○先輩と比べて、松田先生の掘る姿、頼りな~い!」「松田先生がぎっくり腰になるに1票!」と言いたい放題だった学生!世田谷帰ったら覚えてろよ!!歴史系の授業でいじめてやる!!!笑

でも、1年生だってすでに5日間現場を経験していたわけで、松田にとっては大先輩だったわけですけども。

表土をざくざくと剥がして発掘箇所を拡張する「力仕事」と、移植ごてをもって遺物を探す「細かい仕事」を両方体験させていただいたのですが、どっちも最高に楽しかったです!!そして本当に土器が出てくるんだという感動。1日だけでしたが、非常に濃密な体験をさせて頂きました。院生、学生のみなさん、そして山本先生、小泉先生、ほんとうにありがとうございました。

1泊2日参加してみて、ド素人だからこそ逆に何もかも目新しくて発見の連続でありました!その様子をいろいろとレポートしてみたいと思います。

遺跡発掘調査は2週間おこなわれ、1週間ごと前半組と後半組で学生がいれかわります(大学院生と上級生は2週間参加)。8月15日(土)の夜には、前半組の打ち上げが宿舎でおこなわれましたので、その様子をお伝えします。

打ち上げでは今年初めての試みとして、参加学生全員が発掘の感想を述べ合う企画がありました。

下級生から上級生、大学院生の順番で話をしていったのですが、みなさんの話をうかがって、「成長することの凄さ」を強く感じました!!! 割り当てられた目の前の仕事を一生懸命こなす1~2年生、それぞれの持ち場で一定の責任を果たしていく3~4年生、そして全体に目を配って現場を仕切る大学院生と、上級生になるほど受け持つ責任が増えると共に、視野が大きく広がっていることが感じられ、現場が人を育てるんだなぁということを感じました。

順番に音声をアップしていきますので、歴文の考古学分野の学びのなかで、学生がどんな風に育っていっているのかを是非体感してみて下さい。

でも、仕事の分担の広さはいろいろあれども、全ての参加学生がそれぞれの持ち場で充実感(辛さと楽しさ)を感じて、達成感を覚えた6泊7日になったみたいですよ!

打ち上げの感想大会の様子
打ち上げの感想大会の様子

では下級生の感想から順番に聞いていきましょう。音声スタート!!

【1年生の話】 2日目で帰りたいと思ったけど、だんだんと……/先輩がたと遺跡にご迷惑をおかけしてごめんなさい/W-4大好きすぎてエンピから離れたくない/埋設土器を発見した/ねこで楽しみすぎた。きれいな石と思ったら石斧だった!/最初は凄く緊張したけど、慣れてきたら……/初日の土嚢あげが7日間の辛さのMAX

DSC03797_R

【2年生の話】 前半だから掘れると思ってきたら、ひたすら図面。微細図を完成させることができた!/1日目は土嚢と縮んだつなぎに苦しんだが、2日目からは絶好調!/どんな感じで遺物がでてくるのかにすごく納得した/信じる・信じられるという感覚があるのがすごく嬉しい!/油断してたら肌焼かれた/腰と膝がバキバキだけどすごく勉強になった!

DSC03785_R

発掘チームの雰囲気が少し伝わったかな?学生たちの話で、わからない現場用語がでてきたかと思うので、次回以降分かる範囲で解説していきます!