ボストンキャンパスに来ました!(その4)ボストンFD会議

こんにちは、松田です。

ボストン視察3日目には、東京とボストンの教員がそれぞれのキャンパスでの取り組みについてプレゼンをしあい、理解を深める「ボストンFD」を開催しました。

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山本先生と私は、①ボストンプログラムに参加した学生(日文と歴文)に対する評価アンケート結果の内容、②それぞれの学科におけるボストンでの学びの位置づけ、③プログラム参加学生の募集方法、についてプレゼンをいたしました。ボストンの先生からは、短期プログラムにおいて「英語力育成を目指すこと」と「知識面での深さを求めること」は相反する点があるので、学科としてはどちらをより強く求めているのかについて関心が寄せられました。

ボストンの先生からは、英語で話すことに慣れていない学生たちの緊張をほぐすウォームアップの取り組みや、授業内容をふまえたブログ執筆や演劇の台本作成などを学生自身に実践させる体験のなかで、授業内容の定着を図るアクティブラーニング型授業の紹介がなされました。ボストンで実際にどのような授業がなされているのかについて関心がありましたので、たいへん有意義なディスカッションが出来たと思います。

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話し合った内容自体も大事ではありましたが、学生たちを育てたいというボストンの先生方の熱意に触れ、双方の信頼関係を築くことができたのは、今後世田谷キャンパスとボストンキャンパスが協力しながらプログラムを改善していく上でのなによりも重要な成果でありました。

会議の進め方として面白かったのは、最後に、「今回の会議で有益だったこと」「改善が必要だったこと」を全員が付箋で書き出し、ホワイトボードに貼り付けたことでした。なんらかの共同プロジェクトをした際に、その到達点と改善点を徹底的にシェアしようとする姿勢は、たとえばゼミや勉強会において、有益だと感じたので、今後取り入れていきたいと思いました。

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