2016年度日本近現代史ゼミ旅行(飛騨高山)その3 [2016年10月03日(月)]

ゼミ旅行3日目は雨模様となりました。、高山市街の見学にでかけます。3日目はみなさんのカメラの電池切れが続出したため、建物写真がメインになるのですがレポートします。

最初に訪れたのは宮川朝市です。宮川沿いに露天が多数出されていて、地元の野菜やフルーツなどが売られていました。私は、おつまみにして酒を飲むと、酒が止まらなくなるという「酒どろぼう」という漬物を買いました。

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ところでこの写真の左側には秋葉神社と書かれた祠がありますね。高山市街にはあちこちにこの秋葉神社が建っていました。秋葉神社では火よけの神さまが祀られており、度々大火に見舞われた高山の歴史がこんなところにも残されているんですねぇ。

みなさんご存じかと思いますが、東京の秋葉原も火よけの神さまにに由来してます。AKB48が「炎上」から守られているのにもこんな理由が!?笑

しばらく歩き、 全員で吉島家住宅を見学。

玄関をくぐると、むき出しになった重厚な骨組みがいきなり出迎えてくれます。深い色合いがとても印象的でした。

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どこを切り取っても神経が張り詰めていて、時代や文化の重みを感じさせるたたずまいです。今回の旅行で、特に印象に残った施設となりました。

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壁にはこんなものがかかっていましたよ。

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月暦(大小板)と呼ばれるものです。現在のカレンダーでは30日ある月と31日ある月は毎年変わりませんが(「に・し・む・く・さむらい」ですよね)、太陰暦を使っていた江戸時代には、小の月(29日)、大の月(30日)が毎年変化しました。掛け売りがメインであった江戸時代の商家にとって、月締めの期日が29日なのか30日なのかを、もし勘違いしてしまったら信用にかかわる大問題となります。そのため、全員が間違えないように、大小板をかけていました。裏側には「大」とかいてあります。

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その後は高山祭屋台会館へと向かいます。このあたりからだんだんと雨足が強くなり、大雨に・・・。

そして一旦自由行動。高山の「古い街並」をそれぞれで堪能します。

私は高山別院にいきました。歴史的に、越前や加賀では浄土真宗が盛んなことが知られていますが、地続きである飛騨もまた浄土真宗の信仰が盛んな地域であります。白川郷でも「南無阿弥陀仏」の文字をあちらこちらで見かけました。そして高山別院は浄土真宗の修行道場とのことです。さきほども述べた大火などにより、このお寺の建物も6回も失われたそうであります。しかしその度に立派なお堂が再建されたとのことであり、地域に残る信仰や文化の力をまざまざと感じることができました。

また高山市街の中心にある鍛冶橋にて不思議な像をみつけました。

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1848年につくられた手長像、足長像を模して造られた像とのことです。原型をどの程度とどめているのかは不明ですが、こんな面白い造形をやってのける江戸時代って面白いですね!

その頃別に行動していたみなさんは・・・。街並みを散策しつつ、こんなうまいものを食べていたそうです!

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見えますか?飛騨牛のお寿司!

拡大してみます・・・じゃん!

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こ、これは・・・。写真からもわかりますが、飛騨牛は霜降りの入り方が美しく、食べるとトローッととろけていきます。松田の別の店で飛騨牛握りを食べましたが、おいしかったです!!

そして本旅行最後の訪問地である高山陣屋にて再び全員集合。

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高山陣屋は近代になってからも取り壊されることなく、郡役所などの建物として利用され続けました。代官所の姿を現在にとどめる貴重な建築物となっています。ただ高山陣屋の奥の部分、すなわち再建された部分には近代の役所がもともと建っていたわけでして、どの時代の建築をどのように残すべきなのかを考えさせられる場所でもありますね。

ただ再建されたことにより、表と奥を含めた陣屋の全容を体感することができたのは事実であります。また現地の職員さんの解説を伺い、陣屋には身分に応じた玄関がそれぞれ用意されていて、裁判が行われるときの流れなどを学ぶことができました。

さてこんな感じで2泊3日非常に楽しい旅を楽しみました!

今回いろいろな場面で頼もしさを発揮してくださった幹事学生も「こんなに仲良くなれるならまた企画しますぜ!」とのこと。まだ卒業まで1年半あります。しっかり勉強しながら、楽しいイベントもたくさんやっていきましょう!