授業紹介:文化財保存学基礎 Part2 [2019年08月06日(火)]

こんにちは!歴史文化学科2年のSです!

今回私が紹介させていただくのは「文化財保存学基礎」の外部講師による授業の2回目!原田先生の「金工品の伝統技法」の講義についてです。

ふくやま美術館館長 原田一敏先生による講義

私がお話を聞いて印象的だったのは刀剣の種類の違いについてです。刀はどれも同じに見えてしまっていた私でしたが、違いを明確に説明していただけたので、とてもわかりやすかったです。教えていただいたことをもとに少しだけ刀剣の種類の違いについて説明したいと思います!刀剣には種類があり、太刀、刀、脇差、短刀などがあります。この区別をどのようにしているかというと長さによって呼び方が変わります。短刀は30センチ以下、脇差は30センチ以上から60センチ以下という感じです。ここで少し難しいのが太刀と刀の見分け方です。大きさはどちらも60センチ以上のものなのですが、明確な違いは着用方法です。太刀は腰につるして、刀は腰の帯にさして着用します。どのようにして着用していたかは当時の絵巻物を見ることで分かります。刀を腰にさして戦っている様子や、刀を鑑賞している様子などが絵巻物から読み取ることができました。

授業では説明に加えスライドを見ながらだったのでさらに深く理解することができました。

また、刀の見どころの一つに刃文があります。刃文とは刃の部分にみられる波模様のことです。刃文にも直刃、乱刃と種類があり刃文を見ることによって流派や刀工がわかります。

 また、原田先生が本物の刀を持ってきてくださり、実際に持って鑑賞することができました。 

鑑賞中の様子

 
本物を持つ機会はめったにないので皆ドキドキしながら並んで自分の番が来るのを待っていました(笑)。本物を持った一言目の感想は、「重、、、い、、。」でした。刀の重さは一般的なもので大体1.5キロほどなので持ち上げるにもかなりの力が必要でした。戦国時代の武将たちは刀に加えて甲冑を着て走りまわり、刀を振り回していたのかと思うと、どれだけ鍛えていたのでしょうか。きっと武将たちは筋肉隆々だったのだと思います。また、印象的だったのは刀の美しさです。

刀身に施された彫り物

写真ではわからない本物の迫力と怪しく光る刃は美しいの一言でしか表せないと思いました。また、刃に施された彫り物や、鞘の装飾など細部にまでこだわりを感じられました。

 刀の魅力にすっかりはまってしまったので、さっそく博物館にいって刀を鑑賞してきたいと思います!

原田先生、素晴らしいご講義ありがとうございました!