戦後史プロジェクト 第16回ミーティング [2019年09月22日(日)]

こんにちは、戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトです。

おそくなりましたが、8月6日におこなった16回ミーティングの様子をアップします。

メンバーの半分が夏休みの海外研修や海外旅行、発掘調査等に参加するため、なかなかフルメンバーの活動は難しいのですが、この日のミーティングでは、吉村さん(4年生)から国民法廷運動に関する報告について討議した後、夏の活動方針について話し合いました。おおきな方針としては以下の通りです。

①4年生の吉村さんが「『第1~14回原爆被爆者対策基本問題懇談会議事次第』を読み込み、原爆対策に対する基本懇の立場を精査すること。

②1年生が手分けして、『77年シンポ生活史調査』と『被団協』新聞を読み込み、課題を見つけだすこと。

論点は被爆者としての怒りとはなにかについて話し合っています。そのなかで出た話としては、被爆当時の証言には驚くほど「怒り」の感情が少ないことです。瞬間的に世界を変化させる原爆の元で、人間的な感情がついていかず何が起こったのか分からず右往左往している人びとの様子が印象的です。そうすると、被爆者の怒りは「最初からあった」のではなく、原爆を理解することで「生まれてきたり」「思い出されたり」するものではないかというのが私たちの現在の議論です。

このあとも史料整理や被爆者への聞き取り調査があるので、その論点をつめていきたいと思います。