3月のベトナム調査

歴史文化学科の菊池です。
3月18日から27日までベトナム調査に行ってきました。
同行者は、昨年度に本学科特殊研究講座の講師を務められた大橋康二氏(本学国際文化研究所客員研究員、前九州陶磁文化館館長)です。肥前陶磁研究の第一人者です。氏と一緒に世界遺産に登録されているベトナム中部の港町ホイアンから出土した陶磁器の調査を実施しました。この調査で多数の肥前磁器(17世紀)を確認し、また海外で初めて確認された肥前磁器もあり、大きな成果をえました。
今回、ホイアン調査の前に、本学と姉妹提携を結んでいるハノイ国家大学を訪ねました。グエン・ヴァン・キム副学長の歓待をうけ、現在、本学大学院から2年間の予定でハノイ国家大学に留学している小野田さん(菊池ゼミ所属)と久しぶりに会いました。だいぶベトナム語がうまくなっており、安心しました。若者は、一度は、海外

左から菊池、キム副学長、大橋
右から小野田、菊池、大橋、キム副学長

で学んでみましょう。新しい世界がみえてきます。

菊池誠一