戦後史プロジェクト 被爆者インタビュー(濱住治郎氏) [2019年09月22日(日)]

こんにちは、戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトです。

2019年9月6日14時~17時に昭和女子大学7号館2階にて、胎内被爆者の濱住治郎さんへの聞き取り調査を行いました。

濱住さんのご一家は広島への原爆投下によりお父様がお亡くなりになりました。原爆投下当時7人兄弟の末っ子だった濱住さんはお母さんのお腹の中だったのですが、お父さんを探すために、お母さんが市街地に入ったときに胎内被爆しました。

生まれながらの被爆者でありながら、投下直後のことは直接はなにも見ていない濱住さんが、お兄さんやお姉さんに原爆投下のことを聞きながら、徐々に「被爆者に「なっていく」」プロセスについて、数多くの事実を聞くことができました。

胎内被爆者は全部同じ学年なので話が合いやすいといったお話しや、胎内被爆者だからこそ語りうるものもあるとのお話しは非常に興味深かったですね。

2003年に稲置市で被爆者団体ができたときに参加した濱住さんですが、本格的に被爆者運動に乗りだしたのは2010年代からであり、これまでの被爆者運動の歴史を学びながら、その一方で自らも考えながら、慎重にお話しになっていらっしゃる姿が印象的でした。

はじめて被爆者聞き取り調査に参加したメンバーもいましたが、それぞれに学問的な気付きがあり、たいへんに有意義な調査となりました。

濱住さん、ご協力ありがとうございました!