2019年度 望秀海浜学寮研修(1・3年生)6-6

1・3年生合同の望秀学寮研修の最終日とその他についてお伝えします。

最終日は朝食後、クラスごとに分かれて、反省会をおこないます。集団行動や割り当てられた役割がきちんと果てせたか、同級生や先輩・後輩との交流ができたのかなどを各自が反省します。そして、クラスごとに記念撮影となります。

閉寮式で話される大谷津先生

その後、大掃除となります。次に使う方のために、学寮全体をきれいにします。

全館清掃の最終確認

クラス委員と教員による最終点検が終わりますと、昼食を取り、閉寮式を執りおこないます。学寮長の大谷津早苗先生から「長い歴史がある昭和女子大学の学寮研修は実は現在、大学教育の最先端となっている。参加した学生には必ず役立つものである」との主旨のお言葉をもらいました。

バスでの帰宅は、東京湾アクアラインの「海ほたるパーキングエリア」を経由して、大学に到着。その場で解散です。

海ほたるPAでの休憩

昭和女子大学の望秀海浜学寮は、「秀(たか)き理想を望みつつ励む」という理念のもと――また「房州」にもちなみ――二代目理事長の人見楠郎先生により昭和61年(1986年)に設立されました。そしてこの施設を利用した学寮研修も、すでに30年以上の歴史があります。今どきの若者にとって、宿泊施設での集団行動には辛い面もあるかもしれませんが、学寮研修を通じて各自が大きく成長することは間違いありません。

正面玄関のギリシア語は「完璧さの追求」の意味

最後に、参加された学生の意見を紹介します。

私はかなり人見知りなのでKJ法がとても不安でした…。しかし、本番では先輩よく指示してくれたり、また話したことがない同じ班の子とも親しくなることが出来ました。私が3年生になった時も、わからず不安になっている1年生を引っぱっていけるようになりたいと思います。(1A)。

今回の学寮研修では、赤山地下壕を主とした、戦後の跡地を巡ることで、日本の歴史に実際に触れ、より興味を持つことができたと思う。KJ法やディベートでは、1年生と積極的に協力し合いながら、日本のこれからの課題について自ら考えることができたので、よい機会となった。今回で最後の学寮となるが、集団生活ならではの充実した時間を過せて楽しかった。(3A)

最終日に学寮から見えた「房州富士」

受験生やその保護者の皆様は、通常の授業のみならず、こうした素晴しい研修制度が整った昭和女子大学をぜひ検討していただきたいと思います。