日本民家園に行ってきました!

こんにちは、歴史文化学科2年の小菅です。

11月23日に民俗調査法の校外実習で川崎市にある日本民家園に訪れました。

11月23日は「晴れの特異日」とも呼ばれる日らしいのですが、当日はあいにくの雨模様。傘をさしながらの見学となりました。

しかし、そんな中でもボランティアの方々は、丁寧に解説して下さいました。有難い限りです。

 

さて日本民家園には、20を超える建造物があります。限られた時間でボランティアの方々は解説と共に多くの豆知識も話して下さいました。囲炉裏一つでも、寒いところでは上に棚が設けられていたり、そもそも西日本の方では竈派であったり……などなど、興趣が尽きない内容でした。中でも印象強く残っているのは、「伊藤家住宅」玄関先にかけられた魔除けの魚(マグロ)の尾びれです。

見てください、この立派な尾びれ! インパクトの強さから、確かに魔除けの効果はありそうです。

どの建物も建てられていた土地の気候に適した造りになっており、先人たちの知恵や工夫がたくさん詰まっていました。それらの内容を必死にメモをとる学生の姿も見られ、学習意欲の高さを感じられ、良かったです。

個人的な話ですが、集団での見学後、友人と囲炉裏にあたっていきました。炎の暖かみがじんわりと手から全身へと徐々に伝わり、また見ず知らずの人との交流も出来、心も暖かくなるひと時でした。

 

最後に、雨の中でも優しく解説して下さったボランティアガイドの方々、本当に有難う御座いました。