こんにちは。歴史文化学科1年クラス委員です。
歴史文化学科では7/13、14の2日間で、学寮研修が行われました。
今回の記事は、1日目の学寮研修についてレポートします。
当日の朝は雨でしたが、望秀海浜学寮に到着した頃には雨がやみ、海岸に出向くことができました。今回の学寮研修におけるプログラムの1つである海岸清掃では、ペットボトルやビニールなどを拾いつつ、写真を撮ったり、今まで関りの無かった友達とお話したりすることができました。また、砂浜にはゴミだけでなく、シーグラスも落ちていました。薄緑やピンクなど、色も豊富でかわいらしいものが多く、集めて友達とシェアすることができました。海岸清掃後の昼食の時間は、1年生から3年生混合で構成された座席で過ごしました。初めは先輩に話しかけていいのか分からず、みんな静かに食べていましたが、先輩方が積極的に話しかけて下さり、楽しく食事することができました。また、先輩達から大学生活やゼミのお話など、たくさんのアドバイスを頂くことができ、1年生はみんな真剣に聞いていて、とても勉強になりました。
プログラム2つ目のうちわ作りでは、「房州うちわ」を作成しました。
京都の「京うちわ」や四国の「丸亀うちわ」と並び、「日本の三大うちわ」の1つである「房州うちわ」は、南房総で受け継がれてきた伝統的工芸品です。本来は、竹選別から始まるですが、今回は「貼り」という作業から体験させていただきました。
まず、うちわの骨に糊で紙を貼ります。この際、竹へらを使い骨の間隔を均一に整えていくのですが、限られた時間の中で早く、かつ丁寧に終わらせることがとても難しかったです。
紙が貼り付いたら、うちわの形に添ってハサミで断裁し、細い帯状の和紙をふちに貼り完成です。房州うちわの講師の方々や、近くの席の先輩にお手伝いして頂き、なんとか時間内に完成させることができました。
コロナウイルスの影響もある中で1日だけの学寮研修という形にはなってしまいましたが、たくさんの方々に支えていただき、望秀海浜学寮に行くことができました。
普段あまり関ることのない同学年の友達や先輩方ともお話することができ、自分の成長に繋げることができたと感じました。