椎葉巡見2日目

こんにちは!

歴史文化学科3年H・Aです。

8月27日の2日目は小川直之先生の講話から始まりました!

講話では「日本の地域語活用と地域伝承語からの文化研究」をテーマに国語と日本語の違いや概念について、インドでは22語の公用語があることをお話しして頂きました。特に、最近では東京にある宮崎県の物産館の名前が「KONNE(コンネ)」(宮崎県の方言で「来てね」の意味)など、地域語(方言)が商品名、店名に使われていることが多いという話が面白く、地域活性化に一役買っていることを初めて知りました。

 

講話の後は、大久保のヒノキと八村スギを見に行きました。大久保のヒノキは推定樹齢800年、八村スギは鎌倉時代に那須大八郎が植えたこともあって、迫力と生命力がすごかったです!国指定天然記念物に指定されているそうです。

 

お昼に鶴富屋敷で美味しいカレーを食べた後、4軒のお宅に聞書き調査を行いました。私は那須善明さんのお宅に伺いました。聞書きではお盆行事をテーマに供え物のお話や精霊の迎え方などについて教えて頂きました。善明さんのお宅ではお盆に竹をよく使うのですが、お盆に使った竹は突っ張り棒に使うなど再利用しているところが面白いと感じました!

聞書きの後は、尾向地区交流拠点施設「irori」にて尾前神楽を拝見しました。私は実際に神楽を見るのが初めてだったので、太鼓の音の迫力と舞の力強さに驚きました。神楽を見た後は舞に使った飾り幣を頂きました!

 

 

夜は美味しい夕食の後、聞書きのまとめを班ごとに分かれて行いました。
明日は椎葉村図書館ぶん文Bunや美郷町にある西の正倉院を訪れます!
ぶん文Bunに訪れるのは椎葉巡見で初めてなのでとても楽しみです!
明日も一日楽しみましょう(^▽^)/