みなさん、こんにちは!
歴史文化学科の福島、小松です。
7月12日に西洋美術史ゼミのメンバーで青山のヨックモックミュージアム『ピカソのセラミック―モダンに触れる』展に行ってきました!
この展覧会は、河本真理先生を監修として、ヨックモック・コレクション所蔵のピカソのセラミック作品を20世紀美術に位置づけ、「モダン」の視点から読み解く展覧会です。河本先生は7月26日に歴史文化学科に講演にいらっしゃるので、その予習を兼ねた見学会です。
当日は学芸員の富安玲子さんから解説をいただきました。
ピカソは第二次世界大戦後から、セラミック作品に傾倒していきます。
作品の中に現れるキュビズム的な表現や、地中海の古典美術をオマージュした作品について解説をいただきました。
館内の展示をいくつかご紹介いたします。
お皿に描かれた魚が泳いで見えるように展示されています。ガラスケースに入っていないため、粘土の盛り上がりや、修正の形跡を間近に見ることができます。
同じ形の壺を2つ組み合わせた陶器に、女性と鳥が描かれています。ピカソは1つの作品にバリエーション持たせることを好んでいました。写真のように同種の作品が並べて展示されているため、ピカソの遊び心を感じることができます。
こちらはピカソのアトリエを再現したコーナー。ピカソが愛用した椅子……に最もデザインの近い同社製の椅子に座り撮影することができます。
今回は指人形のピカソさんに座っていただきました。
展覧会を見学した後は、1階にあるカフェで版画のエッチング技法を応用したラテアート体験をしました!
西洋美術史ゼミ担当、永井先生の愛犬を描いたゼミ生もいました。
各々好きなキャラクターやピカソの絵を真似て描き、楽しいひと時を過ごすことができました。一枚目の写真のラテアートは、ピカソのセラミックを小松と永井先生が模写したものです。
ヨックモックミュージアムでは、作品を見るだけでなく、写真を撮る、絵に描いてみるなど他の経験を通して作品に触れ合うことができます。
また、豊富なコレクションをガラスケースなしで見ることが出来ることもヨックモックミュージアムならではです!
会期は2022年10月25日(火)〜 2023年9月24日(日)となっています。
興味を持たれた方はぜひ行ってみてください!
※ヨックモックミュージアムのSNSでもご紹介いただきました!ぜひ覗いてください!
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