皆さん、こんにちは。2024年1月27日、歴史文化学科の卒業論文発表会が行われました。今回は、その様子の第2弾をお届けします。
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こんにちは。歴史文化学科4年のY.M.です。
先日、令和5年度の卒業論文発表会が行われ、発表者として登壇しました。
卒業論文の題目は、「魔女のイメージの変容―16世紀~18世紀のイタリア地域とドイツ地域から考察して―」です。
小さい頃からヨーロッパの文学に登場する怪物・妖怪などに興味がありました。
大学1年生の前期の歴史文化基礎Ⅰで、グリム童話に登場する魔女の表現の変容を課題レポートのテーマとして取り上げた際、より深く研究したいと思うようになりました。
3年生になって西洋史演習(ゼミ)に所属し、歴史文化基礎Ⅰで執筆したレポートを基に研究を進めました。
ゼミでの発表で、指導教員である湯上先生からのアドバイスをいただき、同じゼミの学生たちと切磋琢磨し合いながら卒業論文を書き上げることができました。
私がゼミの代表として発表することは大変栄光なことだと感じました。
私は聴覚障害を持っているため、上手く発表できるか不安な気持ちがありました。
ですが、湯上先生からの提案で同じゼミの学生たちに代読してもらう形で、一緒に発表することになりました。
発表に向けての準備は大変でしたが、湯上先生と同じゼミの学生たちの支えがあったからこそ、発表者として大変貴重な機会になりました。
卒業論文の執筆は長期戦なので、自分が興味を持っているテーマを取り上げて研究しないと、モチベーションを維持するのが大変だと思います。
私は小さい頃から興味を持っている魔女を取り上げたので、研究の過程で思うようにいかず大変なこともありましたが、楽しく研究を進めることができました。
これから卒業論文の執筆に取り掛かる学生さんも、自分の好きなことや興味を持っていることを研究して欲しいと思います。
少し長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。