2024年後期の授業を紹介します。今回は「レクリエーション指導法(豊田泰代先生)」です。
この授業ではレクリエーション(ダンス・ゲーム・伝承遊び)を通じて、保育現場で必要な技能を身に付けます。「遊び」はスポーツの原点ともいわれており、特に運動経験が不足している現代の子どもたちに足りない「遊び」を知り、習得し、伝承していくことを目標としています。
今回は第3回目の授業の様子をお届けします。
前半はグループに分かれて「はないちもんめ」を行いました。「かーってうれしいはないちもんめ」と大きな声でわらべ歌を歌いながら身体を動かしました。
歌い終わると、相手のグループの中から誰を呼びたいか、相談が始まりました。
相手に聞こえないように小さい声で相談をしていました。
授業の後半では、第2回の授業で作ったフライングディスクを、実際に外で飛ばしました。
フライングディスクの作り方
- 新聞紙を1/2に6回折る
- 折りたたんだ新聞紙の上から下までセロハンテープを巻く
- 端から曲げて、円を作る
- 一方の端にクリップを差し込み、セロハンテープで固定する
- 円の大きさに合わせて紙を切る
- 隙間を空けないように、紙を新聞紙の土台にセロハンテープで止める
ただ投げるだけでなく、ペアの子に届くようにするには高く上げる方がよいのか、
水平に投げるのが良いのか、試行錯誤して様々な投げ方で試していました。
フライングディスクのような技術を伴う遊びでは、実践を通して習得段階を知ることで、園児への指導方法の理解を深めることができます。
〈学生が作ったフライングディスク〉
今後の授業でもけん玉などの伝承遊びやダンスの演習を通して、それぞれの遊びのねらいや、的確な指導方法を学んでいきます。
次回の授業紹介ブログも楽しみにしていてください。