昭和女子大学附属昭和小学校での出前授業「コンピュータで動くおもちゃづくり」(森秀樹先生)

初等教育学科の森秀樹先生が昭和女子大学附属昭和小学校の1年生を対象に、「コンピュータで動くおもちゃづくり」の出前授業を行いました。

今回のブログでは出前授業と、その後学級で続けられた「虫ロボットづくり」の様子をお届けします。

  出前授業:コンピュータで動くおもちゃづくり

 

ボタンの操作でモーターを制御できる小さなコンピュータProgrammable Battery(プログラマブルバッテリー)とブロックや工作材用を使い、授業2コマ(90分間)でおもちゃづくりを行いました。

Programmable Batteryについてはこちらをご覧ください

その後は、附属昭和小学校の丸山先生の授業での活動を、森先生と学生でサポートしました。

~さくひんのけいかくづくり~

まずは虫ロボットづくりの計画をしました。

1年生は「どの虫を作るか」「虫を選んだ理由」「どんなふうに作るか(必要な材料など)」をプリントに書いていきます。

つくる虫が決まった後は、実際にその虫がどのような動きをしているかNHK for Schoolなどを活用して調べ、何を使って動きを表現するかを考えていきます。

「ダンゴムシにつけるタイヤとモーターをつなぎたいです。できますか?」「かまきりが立ってかまをあげるところをやりたいけど、どうしたらいいですか?」と、森先生にアドバイスを求めてやってきました。

より本物の動きに近づけるために、何度も虫の動画を見て研究をしている児童もいました。

~虫ロボットの制作~

計画が完了すると、さっそく虫ロボット制作開始です。

一人ずつモーターが配布され、自分の計画カードを見ながら必要なレゴブロックやモールなどの材料を選んでいきます。

モーターを使って虫の動きから作り始める児童や、レゴブロックを使って虫の体から作り始める児童、完成までのステップはさまざまです。

「体を完成させる」「頭を作る」等、各授業回でめあてを決め、完成を目指します。

 

触角をモールで表現したり、車のタイヤを付けて動く様子を表現したり、レゴブロックで体を作ったりと、試行錯誤を繰り返して制作していました。

うまくいかないときは森先生に相談をし、アドバイスをもらっていました。

完成すると、喜んで先生に報告に来ている姿がとても印象的でした。

活動の様子は、森先生の活動ブログでも紹介しています。
活動ブログ「プログラミング教育を日常の学習とどう繋げるか」
活動ブログ「「つくることを通じた学び」と「つくることを通じた活動を通じた学び」」

初等教育学科は、授業以外にも教員や学生がイベントを企画して附属昭和小学校や附属昭和こども園と交流をしています。

今後の交流も楽しみにしていてください。

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