～ボストン留学体験記～
私は今年度の8月にボストンサマーセッションに参加しました。
昭和ボストンの留学プログラムはこちら⬇️
https://www.swu.ac.jp/global/boston/program.html
児童教育コースに所属し、小学校の教員免許に加えて中学校(二種)の教員免許の取得を目指していることもあり、在学中に海外に行って現地の英語や文化に触れたいと思い、参加しました。同じ学科の学生がほとんどおらず、参加している他学科の学生は１，２年生が多かったため、1か月間、寮で生活することに不安もありましたが、様々な人と関わることができました✨
私はいくつかあるフォーカスクラスの中から「アメリカ文化」のクラスを選びました。授業では、フィールドトリップで Isabella Stewart Gardner MuseumやBoston Tea Party Ships & Museumに行く機会があり、アメリカの「歴史」「音楽」「美術」などを幅広く学ぶことができました。
最終課題としてアメリカの文化についてプレゼンテーションを行いました。私はアメリカと日本の教育制度や教授法の相違に着目し、評価方法等について現地の教育やインターンの学生を対象に聞き取り調査を実施したり、インターネットを用いてアメリカの法律等を調べたりしながらプレゼンテーション資料を作成しました。
サマーセッションは本学の学生以外にも他大学の学生も参加しており、大学内ではあまり関わることのない学生とも関わることができました。特に、アメリカ文化の授業は他大学の学生が多くいたため、アメリカと日本の文化の違いだけでなく、日本国内でも地域によって違う文化についても知ることができたのが個人的には興味深かったと感じています。
寮での生活のため、日本人ばかりで英語を使う機会があまりなく、英語力の向上につながらないのではないかという心配もありましたが、積極的にインターン生や先生方に話しかけることで英語を使う機会を作ることができました。
また、授業中は英語で発言しなければならないことも多く、初めは思ったことを伝えることが難しく感じていましたが、先生方は私のつたない英語も理解しようとしてくださったり、ゆっくり落ち着いて話せるようにしてくださったりしたため、授業後も積極的に先生に話しかけに行くことができました。
休みの日は、授業で出た課題をやったり町に出て観光をしたりして過ごしました。ロブスターロールを食べにいったり、レッドソックスの野球観戦をしにいったりしました。寮の中でできた友達だけでなく、昭和Boston内でのイベントで出会った現地に住んでいる方と出かけたこともありました。最終日にはビーチに連れて行ってもらい、ピクニックをしました。インド出身の方がいたこともあり、インド料理や文化についてもお話することができました。
1か月間のサマーセッションを通して、海外で学ぶことの楽しさと、異文化の中で自ら動くことの大切さを実感しました。初めは不安もありましたが、授業や寮での生活、現地の方々との交流を通して、少しずつ自分から英語で話しかけに行けるようになりました。先生方が丁寧に聞き取ってくださり、仲間たちが励ましてくれたことで、英語で伝えることに対して前向きな気持ちを持つようになったことは、大きな成長だったと感じています。また、アメリカと日本の文化の違いに触れた経験は、教育者を目指す自分にとって視野を広げる貴重な学びとなりました。今回のサマーセッションで得た経験や出会いを、今後の学びや教師としての歩みにしっかりと活かしていきたいと思います。