開門前に鹿苑寺金閣に到着し、紅葉が始まった周りの景色を
静かに楽しみました。屋根の上の鳳凰も気持ち良さそうです。
多くの修学旅行のお客さんとともに、青空の下、池に映る金閣寺も見ることができました。
京都に数えきれないほど来ている校長先生も、
「こんなに美しい金閣寺はなかなかお目にかかれない」とおっしゃるほどでした。
その後は、コース別での見学となりました。
鞍馬寺、貴船神社、三千院、六盛での夕飯を楽しむことのできた、Bコースについて紹介します。
まず最初に訪れたのは、牛若丸こと源義経が修業したと言われる鞍馬寺。
ケーブルカーを使い、本殿へ向かい、毘沙門天と対面しました。
また、本殿前にある「パワースポット」で、参加者全員がパワーをもらいました。
「木々たちが 身を寄せ合いて 創り出す 自然の音が 耳に残りし」
鞍馬寺を詠った生徒の短歌です。
二番目に、貴船神社を訪れました。
貴船神社の由来について聞いたあとは、お楽しみの水占いです。
一枚200円の水占い。
おみくじを水に浮かべると、紙に占いの結果が浮かんできます。凶も容赦なく出ます。
お互いに読み合っては、キャーキャー喜んでいました。
そして次に向かったのは、お洒落なお店が続く沿道を呂川に沿って進む先に現れる、三千院です。
写経を体験し、心を清らかにしたあとで(写経は最後に奉納しました)、
往生極楽院で、お坊さんのお話を聴きました。
苔むした庭園を散策し、ひんやりと肌に触れる三千院に吹く風にふれ、
生徒達の表情がほんの少し変わっていくのが見られました。
そして、夕飯は「六盛」の「手をけ弁当」でした。
人間国宝が手がけたと言われる手桶。
その中に入った17種の料理の数々。
最後には、渋を抜き、とろとろになった大白柿をデザートとして。
帰りのバスでは、バスガイドさんによる京言葉講座もあり、京都最後の夜が更けていきます。