4年春季寮 第3日目

今朝は雨天のため、室内での朝の集いを行いました。

望秀学寮に込められた願いについてのお話しを伺い、昭和学園が大切にしている学寮の意義と、

建物のデザインや、展示物の意味などを改めて知る機会になりました。

小雨でしたが、館山ウォークを実施することになり、

雨具を用意していよいよ出発しました。

カモメが波に戯れる海辺の眺めや、浜ひるがおの花と潮風を楽しみながら進みました。

    

ガイドさんのご案内で、赤山地下壕内を見学しました。

ひんやりとした空気を感じながら壕内の通路を進み、

発電所跡や病室、電信室の跡を教えていただきました。

    

縞模様の壁面から地層がはっきりわかり、教科書などでみる断層がすぐ間近に観察できました。

一方で、1.6キロメートルもの距離をツルハシのみで掘りすすめ地下壕を作り上げた

戦時中の人々のお話しを伺い、その方たちの声なき声を感じました。

  

寮に戻ってから、クラスごとに見学のまとめを行いました。

  

昨日教えていただいたことと、今日の赤山地下壕でのフィールドワークをもとに、

戦争と平和とは何か、私たちは平和を維持するにはどのようにすべきかを

考える機会になりました。