ベトナム訪問


 8月23日(木)に成田を発ちホイアン、フエ、ハノイと回って、28日(火)朝帰国した。
 昭和女子大学は20年来ホイアンの古い街並みの修復に取り組んでいるが、このご縁で、このたび坂東眞理子基金からレオンテ―ビン小学校に新校舎を寄贈させていただいた。24日(金)午前に谷崎在ベトナム大使も出席していただき全校生徒が歓迎して、盛大に祝ってくれた。小学校校舎の寄付などはよほどお金持ちのすることなのに、身の程知らずにいい気になってという批判もあろうが、私としては車や宝石や別荘よりいい使い方をしたのではないかと思う。子どもたちとも何かのご縁ができればと願って同行したが、もっぱらホテルのプールで遊んでいた。

 夜は10回目のホイアン国際フェステバル。島根県土江子ども神楽が見事。

 
 25日(土)は国際シンポジウムで基調講演。
 26日(日)はホイアンからフエへ、阮朝の古い王宮や稜のあるフエは紫禁城のミニ版という感じで安南都護使以来中国文化、政治の影響が大きかったことをうかがわせる。漢字の碑は何とか意味が通じるが、現在のベトナム文字は全く理解できない。夜はフクテック村で向後さんが指導している農村の食文化を体験。
 27日(月)は陵を見学の後ハノイへ、昭和女子大卒業生との夕食会の後、深夜の飛行機で帰国。日本もベトナムと同じくらい暑い。