【起業・スモールビジネス論】ゲストレクチャー2024.07.10

こんにちは、4年のY.Tです。

今回は4年生前期の選択科目「起業・スモールビジネス論」での7月10日に行われたゲストレクチャーを紹介します。

今回登壇して下さったのは、オーバンドルフ・薫さんです。

ドイツ留学をきっかけにドイツ関係会社に入社し、のちに製造業に興味があったこともあり、2年間パティシエアシスタントとして働いた薫さん。店舗閉店を機に前職で共に働いたパティシエに声をかけ、株式会社Genussとして広尾に洋菓子店シュロスベッカライ(現在は閉店)をオープンしました。

コンセプトは、「日本ではまだ知られていないドイツの食文化の紹介、食を楽しみ、幸せな時間を持ってもらう」です。素敵ですね。

業務内容としては、ドイツ菓子の製造・販売、ドイツ菓子輸入販売やカフェ、オーダーケーキに加えEC販売、イベント出店などを行っていたそうです。

 

私たちの起業アイディアではEC販売をメインとしているのですが、特に実店舗の実状やEC販売の効果・営業など学べることも多く、質問も盛んに行われました。

   

 

私は、起業当初を振り返って、どんな改善点がありましたか?という話のテーマが興味深かったです。

倉庫を用意し、資材や食品を保存する場所があったものの、想定よりも場所を取ってしまったというお話です。自分たちが販売できる(資材や食品を保存できる)量と販売したい量が合わず、バランスを掴むために苦労されたそうです。

また、自分ができることとできないことを区別して、できないことは他人に任せることも大事だと仰っていました。

 

予想外なことや、困難は起業につきものです。薫さんは困難を次々とクリアしながら販路を拡大し、売上を上げるために日々奮闘していたのだと思います。

 

今回の講義を通じて、あらかじめリスクを想定することや、コストを抑えることの重要性を再確認しました。

私たちの起業アイディアに今日のことを活かして、最終発表に向けて頑張りたいと思います。

 

Y.T