こんにちは。4年のH.T.とA.S.です。
起業・スモールビジネス論の授業で株式会社K&S 経営企画部 部長執行役員の渡辺静さんをゲスト講師としてお迎えしました。
渡辺さんはもともとK&Sのカフェでパートとして勤務されていましたが、一度退職。その後、現社長と再会し、卒園アルバム制作システムの事業を立ち上げるために別法人を設立されました。
華やかに見える「起業」ですが、渡辺さんが語ってくださったのは、思うように契約が取れず、焦りと迷いの中で自信を失った時期のリアルな姿でした。
「やりたいこと」と「現実のニーズ」は必ずしも一致しない。
それでも、渡辺さんはその経験を無駄にすることなく、再びK&Sに戻り、今では経営企画部で中心的な役割を担っています。
印象的だったのは、渡辺さんが「最初から起業したいと思っていたわけではなかった」と話していたことです。
明確なビジョンがなくても、誘われてやってみたことが経験となり、やがて次のキャリアへとつながっていく。挑戦は、特別な人だけのものではないのだと感じました。
「想定外の中にこそ、成長や転機のヒントがある」
「小さな選択や経験の積み重ねが、やがて挑戦になる」
など、渡辺さんが授業の中で伝えてくださった言葉の一つひとつが胸に刺さり、今後の自分自身の進路やキャリアについて考える大きなきっかけになりました。
この授業を通して、起業やキャリアの築き方には正解があるわけではなく、目の前のことに丁寧に向き合いながら一歩ずつ進んでいくことが大切なのだと学びました。
渡辺さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。