【起業・スモールビジネス論】2024.07.17

こんにちは。4年のA.Kです。

 

今回は私が受講している「起業・スモールビジネス論」の講義で登壇してくださった、山ごはんカフェ「ヒノハラテラス」を経営されている嶋崎ひろ子さんによるゲストレクチャーを紹介します。

 

嶋崎さんは「檜原村」という人口約1,986人の東京都本土唯一の村で「ヒノハラテラス」というカフェを経営されています。コロナ禍では県外に出ることが制限され、多くの人が人と密にならない自然を求めて観光されたことで人口をはるかに上回る約41.8万人もの観光客が檜原村に年間を通して訪れていたそうです。しかし、檜原村には季節によっては開いていないお店やランチ営業のみのお店が多く、ランチを食べそびれてしまうことが多かったとお話を聞きました。そこで嶋崎さんは「檜原村や秋川渓谷の魅力を多くの人に知っていただき、村の観光業を牽引する」というテーマの基、様々な所縁の生産者と消費者を繋ぐ常設店舗「EAT GOOD」をコンセプトとしてビジネスを展開されています。村の中、そして村と外を繋ぐことで村の活性化に繋げ、さらに「100年先の未来も檜原村が残っているように」という1番の想いにも繋がっているのだと感じました。

私は今回のお話を聞いて、起業したいという想いの核になるものを持つことが起業後に訪れる様々な分岐点で背中を押してくれるきっかけになるのではないかと思いました。ベンチマーク店調査や必要なスキルの習得、資金調達や手段、その先にやりたいことを明確にすることが成功への近道であり、企業をする上で重要なことだと学びました。

 

最初の頃私は、起業はハードルが高すぎると考えていましたが、実際に起業した方のお話を聞くことで周囲の助けに加え自分自身が着実に一歩一歩進んでいくことの大切さを学び、そして大切にしたい想いを持つことが何よりも重要だと気づきました。実際の体験談を聞くことでさらに背中を押してもらいました。

 

このような機会を設けていただき大変有意義な時間となりました。最終発表に向けて自分たちの起業アイデアにもさらに磨きをかけていきたいです。

 

A.K