次にジーンバンクに行きました。そこでは、私たちが普段口にしているような食品や病原菌などを保存することによって、品種改良に役立てているという仕組みを見学させていただきました。じゃがいもやさつまいもなどが種として小さくなって保存されていたり、微生物が低温保存されていたりしています。ここで保存されている遺伝資源は研究・教育用などに配布を行っているそうで、オンラインで購入することができます。実際に、機械で種子らが運ばれてくる様子も見させていただきました。とても最先端な機械によって保存されており、人の手無しで機械のみで行うことができていてとても感動しました。
最後に、特別に光るカイコを見させていただきました。こちらは当初予定にはなかったのですが、農研機構の方々の配慮により、見学させていただくことができました。遺伝子組み換えをすることによって、蛍光を発する絹糸を作製することができたそうです。実際に光る様子を見させていただきましたが、とても綺麗でした。
今回のバスツアーは、全体を通して普段生活している中では絶対に経験することのできないとても貴重な体験をさせていただきました。実際の開発者の方にお話を聞かせていただいたり、トマトの試食をさせていただいたり、機械を見せていただいたり。とても楽しく見学をすることができました。本当にあっという間でしたが、とても濃い1日でした。元々遺伝子組み換えやゲノム編集について興味はありましたが、さらに興味が湧きました。今後大学の講義などでも学ぶことがあると思いますが、その時は今回の経験を思い出したいと思います。とても貴重な経験をさせていただいた、農研機構の方々や、筑波大学の方々、大学の先生にはとても感謝しています!!