ヨーロッパ・ガストロノミー研修☆フランス観光編 part2

ヨーロッパ・ガストロノミー研修(2025年春)に参加しました。

フランスでしか経験できない建築物や観光について紹介します。

パリ市内を散策中、火災からの修復を終えて約2か月というタイミングでノートルダム大聖堂を訪れることができました。堂内ではちょうどミサが行われており、観光客だけでなく信者の方々の祈る姿が印象的でした。大きなステンドグラスから差し込む光に包まれた空間はとても神聖で、思わず足を止めて見入ってしまいました。荘厳な建築と静かな時間の中で、改めてこの地の歴史と信仰の深さを感じました。

こちらは奇跡のメダイ教会です。華やかな観光スポットとは違い、静かで落ち着いた雰囲気のある教会でした。中に入ると自然と背筋が伸びて、心が穏やかになるような空気に包まれました。かつてカトリック系の学校に通っていた私にとっては、とても心に残る場所でした。パリの喧騒に疲れた際におすすめのスポットです。

教会の売店では“奇跡のメダイ”が販売されており、「相手の幸せを願って買ったものを渡すといい」と聞いていたこともあり、友人同士で贈り合いました。シンプルなデザインの中に祈りが込められたようなメダイは、今回の旅の特別なお土産になりました。

モンマルトルの丘にも足を運びました。サクレ・クール寺院の真っ白な姿が空に映え、とても美しく、目を見張るものでした。丘の上から見下ろすパリの街並みも印象的で、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

最後の自由行動の日を使って、モン・サン・ミッシェルへの日帰りツアーに参加しました。朝6時半にパリを出発し、ノルマンディー地方の田舎村を訪れながら約4時間かけて目的地へ。到着した時には雲一つない晴天で、青空に映える修道院の姿はまさに圧巻でした。潮風の中を歩きながら見上げたその姿に、思わず息をのむほどの感動を覚えました。

また、モンサンミッシェルの寺院を訪れる前に、対岸で名物のオムレツをいただきました。いつも食べるオムレツとは異なり、フワフワした食感で新たな体験をすることができました。

 

今回の研修では、ル・コルドン・ブルーでフランス料理を学ぶという貴重な体験ができただけでなく、日本ではなかなか触れることのできない教会文化や歴史的な建築との出会いも、この旅の大きな魅力でした。観光だけでは味わえない深い学びと感動があったことを、心から実感しています。

研修ではフランス料理やパンの作り方、デザートの作り方を多く教わりました。

ブログ前編「ル・コルドン・ブルーParis編」と「フランス観光編 part1」もどうぞご覧ください!