口腔乾燥は65歳以上で約半分の方々が感じています。唾液量が減ると低栄養にも繋がります。
口腔乾燥感を軽減するための指標探索のためのモデル系を、培養細胞を利用して構築しようとしています。
細胞を食品成分で刺激して、唾液分泌に関する遺伝子の動きを測定しています。
炎症は健康維持に必須の機構ですが、場合によっては健康を損なう要因にもなります。
そこで炎症を抑制する成分の探索を腸管モデル細胞とマクロファージモデル細胞を組み合わせて 、TNFαなどの炎症性サイトカイン類の測定により行っています。