若杉亮介先生(Byte Bites株式会社代表)を外部講師にお招きして、食安全マネジメント学科の生理学実験「摂食・嚥下」では活気あふれる授業がおこなわれました。
食品専用3DプリンターFOODINI(Natural Machines社)を使った授業を通して、食を創造する面白さと新しい技術による未来の可能性に触れ、学生は皆、若杉先生の授業に引き込まれていました。
若杉先生は、食感のデザイン、食表現の開拓、食体験の拡張など、3Dフードプリンタを活用した新たな食の開発に精力的に取り組まれているデジタルフードデザイナーです。
3DフードプリンターFOODINIによるデモンストレーションでは、さつま芋のペーストを使い、複雑な立体としてプリントされた作品を皆で試食させていただきました。食べるのがもったいないと言っていた学生たちですが、実際に試食することで、想像よりもなめらかな舌触りとおいしさに驚き、感動していました。
3Dフードプリンターを活用した未来の食に挑戦する取り組みは、食安全マネジメント学科の学び「現在と未来の食」を体感できる貴重な授業となりました。学生からは「食のデザイン」および「食のパーソナライズ」に対する関心がよりいっそう高まったという感想が多くみられました。
サイエンスを社会に役立てる!を目指して、食安全マネジメント学科の学びを展開できるように頑張ります。