皆様ご機嫌麗しゅう~♪
食安全マネジメント学科4年のI.Tです。
今回は、2月8日に行われた「2021年度卒業研究発表会」についてお話させていただきます!
私たち4年生の集大成である卒業研究!
私は、細胞モデル系を用いた抗炎症性の研究を行ってきましたが、
論文にするまで本当に苦労の連続でした…。
(内容理解から始まり、実験。そして分析・論文を書き上げ…ウッ、頭がっ!)
そんなこんなで皆の努力の結晶を聴かせていただきました!
当初は、リアルでの開催が予定されていたのですが、
残念ながらオンラインに変更されてしまいました。
2会場に分けられ、自分の発表までは気になる研究を聞きに行く方式でした。
本学科はフードチェーンを中心に様々なことを学ぶ学科ですので、
食材に関する研究から経済に関係する研究まで
幅広いジャンルから自分の興味があるものを研究します。
その中でも、個人的に興味が湧いたのは
「人と猫における苦味受容体TAS2R38の性質および機能の違いの解析」でした。
巷では猫には味覚がない。実はそんなに魚は好きじゃない等、
様々な意見が横行していますが、とある猫用のお菓子に猫が群がっている様子などを見たり、
卒業研究者のお話からも好みがあるように感じます。
だとしたら、どのような味覚があり、
どんな物を好むのかが分かれば面白いな。と思いました。
そして、今回実験をする上で塩基配列を推測しているところに正直感動しました!
あの作業は熱意がないと出来ません…
(しかもなんと、一人で研究されていたのでびっくりです!)
結果考察からの猫と人の苦み受容の仕方が違うという点から、
人と猫の身体的大きさの差を踏まえた上でどのくらい違うのか。
量としてどのくらいが好まれるのかなど、これからの研究が楽しみな発表でした。
と、長く語ってしまいましたが、他にも興味深い発表がたくさんありました!
発表会を終えて、今は、大学4年間が終わったのだな。としみじみと感じています。
正直苦しいこともありましたが、一生に残る良い研究が出来たんじゃないかなと今は思います!
それでは、皆様またどこかで~♪