人間教育学専攻 (1) 卒業生紹介

人間教育学専攻では、「全人的教育力、質の高い実践的指導力・教育経営能力を備えた教員・研究者の養成」を目的にしています。
本専攻のよさを具体的に知って頂けたらと思い、これから卒業生・在校生・行事などを紹介していきます!

第一弾は、卒業生の紹介です。
今年の3月に修士課程を修了され、4月から昭和幼稚園で活躍されている小西泰枝さんにお話を伺いました。

1.大学院を受験した理由は何ですか?
「兄が大学院に進学し研究に没頭する姿を見て、私もそのようになりたいと思ったためです。」

2.大学院では、どのような研究をしましたか?
「修論題目は、『幼稚園教諭・保育者養成課程におけるピアノ教育の課題分析とその克服に向けての提案ー求められる演奏技術と効果的な教材についてー』です。幼稚園教諭・保育者養成課程におけるピアノ教育に焦点をあて、様々な調査を駆使して問題を実証し、教員・保育者として求められる演奏技術と効果的な教材・指導方法について検討しました。」

修士論文の草稿

お世話になったメンター(指導教官)の永岡都教授と

3.現在のお仕事で、院での研究が役立っているところはありますか?
「”音程とリズムを安定させた、音楽的な表現力を伴ったピアノ伴奏”や、幼稚園現場で多く使われている伴奏形式など、研究を進める中で明らかになった教員・保育者に求められる演奏技術が自分のものとして体得され、実践に自然と役立っています。」


昭和幼稚園で担任をするゆり組の子どもたちと

4.大学院(人間教育学専攻)を希望される方にメッセージをどうぞ!
「専門性を高め、自分の研究したいことに没頭できる貴重で有意義な2年間です。修了後の長い人生を生き抜くための力をつけるため、是非とも大学院進学をおすすめします。」

 

 

卒業式でキャップ&ガウン姿(院生のガウンは学部生よりグレードアップです)

人間教育学専攻にご興味を持たれた方、是非オープンキャンパスで大学院ブースが設置されている時にお越しください!

(担当:駒谷真美)