今回の講演会では、「カートグラフィー」という考え方による新しい言語学の日本における先駆的研究者、遠藤喜雄先生をお招きして、日英語比較の視点に、言語教育や翻訳論についても交えながら、ご講演をしていただくことになりました。言語学や言語教育に興味のある方であればどなたでも、秋のひと時を有意義に過ごせることと思います。是非、ご参加ください。
♦日時：11月7日（土）13:10-14:40
♦場所：Zoom （URLの入手方法については下記をご覧ください。）
♦講師：遠藤 喜雄 先生（神田外語大学大学院教授）
♦演題：「世界に一つだけの花」の発想の言語学：日本語と英語を見ながら
♦講演概要：
バリエーション重視のヨーロッパ生まれの文法を使って、日本語や英語の文を地図(Cartography)のように分析する例をご紹介します。従来は注目されてこなかった文法と語用論や談話の接点にも触れます。時間に余裕があれば、教育や翻訳への応用の可能性もご一緒に考えたいと思います。
♦講師の主要著書・主要論文：
■Locality and information structure (John Benjamins)、■“Two ReasonPs,” In Beyond Functional Sequence: 220-231(Oxford University Press)、■Adverbial Clauses and Adverbial Concord（Liliane Haegeman氏との共著） Glossa, 4(1): 48, 1-32. ■『日本語カートグラフィー序説』（ひつじ書房）、■『カートグラフィー』（前田雅子氏との共著）（開拓社）
♦参加申し込み：
本学関係者以外の方は、［件名：11月7日 外部講師講演会参加希望］、［本文：お名前と学生、社会人の別］を明記の上、genkomi@swu.ac.jp まで、メールにてご連絡ください。Zoom の URL の入手が必要です。会費：無料。