大学院で学ぶ動機は様々です。
また大学院で学ぶことで得られるものも人により異なります。
言語教育・コミュニケーション専攻で学んだ修了生、現在学んでいる在学生の声を集めてみました。
まず、社会人在学生の声をお届けします。
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●Aさん
【教育系民間企業での29年間の経験を経て、大学院に入学。現在修士2年生(英語教育)。
修了後は米国の大学で日本語アシスタントをしながら専門分野の科目を履修予定】
教育系の企業で29年間仕事をし、その中で、第二言語習得についてもっと学びたい、
自分の研究を論文としてまとめてみたいと考えるようになり、大学院の進学を考えました。
私は大学では全く別の専攻だったため、自分にできるか不安でした。
大学院の入試前のご相談時から、先生方が丁寧に耳を傾けてくださり、アドバイスを賜り、
なんとか入学することができました。
ここでは、日本語教育を専門としている皆さんと一緒に学び、
日本語教育からの観点での第二言語習得や教授法の授業を受けることができます。
私にとっては慣れ親しんでいる日本語が、日本語母語話者でない人々にどのように習得されているのか、新しい視点を得ることができました。
また、先生方との距離が近く、どの先生も私の小さな疑問にあたたかく答えてくださるのも、
この大学院の素晴らしい点です。
先生方が背中を押してくださることに調子に乗り、
学外での学会発表や論文執筆などにも挑戦できました。
充実した大学院生活を送らせていただいていることに、感謝の気持ちでいっぱいです!
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●Bさん
【短大から大学へ編入し英語科教員免許を取得。民間企業に勤務した後、
出産後に英語教育業界へ転職し、中高での英語科教員を続けながら大学院で修士号と専修免許を取得。
現在は、研究の傍ら大学の英語教育に従事している。】
私が大学院で修士を取得したいと思った最大の理由は、待遇についての問題でした。
私は、某大学で地域の教員会からの委託業務を受け、その事務局の代表として活動していました。
その事務局で一緒にサポート的に活動していた修士卒の大学非常勤講師の方の時給が、私の約4倍だと知り、大変ショックを受けました。
そこで、大学院で英語教育を学びなおし、大学非常勤講師になりたいと思うようになりました。
大学院ではより専門的で実践的な科目があり、学会での発表を経験できたり、
研究することの重要性を知ることができました。
また、教育に対する同じ悩みを持つ仲間もできました。
中高での英語科教員を続けながらの勉強は大変な事もありましたが、
それ以上に多くのことを学べたと思います。
現在は、夢が叶い、大学で非常勤講師として授業を担当させて頂いています。
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引き続き在学生の声をお届けしていきます。
言語教育・コミュニケーション専攻