6月19日、26日に、TUJ(テンプル大学ジャパン)の岡田先生にご協力をいただき、「Oral Intensive」の授業に参加させていただきました。
昭和女子大学で「日本語教育入門」を履修する日文生、他学部の学生、日本語教育を専攻する大学院生(いずれも参加希望者)が授業に伺いました。
下記は、参加者の一人である大学院言語教育・コミュニケーション専攻のM1(留学生)の報告です。
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皆さん、こんにちは。大学院言語教育・コミュニケーション専攻1年生です。
6月19日、26日の授業訪問は、私たち院生にとっても日本語教育の現場を理解するだけでなく、異文化交流ができたという点で貴重な経験となりました。
19日の授業では、「砂漠に生き残るために、何が必要ですか」というテーマでディスカッションをしました!皆さんそれぞれ生き残るために必要なものについて意見をはっきり伝えていました。グループで統一見解を出す必要から、メンバー間で説得をするという場面もありました。大変激しいディスカッションをしたグループもありました。
26日の授業では、「ポスター発表」を行いました。
TUJの学生さんたちは自分のふるさとについて、ポスターを作って発表しました。皆さんの発表はとても魅力的で、ふるさと愛もたくさん感じられました。私たちはいろいろな国や地域についての発表を聞き、まるで世界旅行をするような気分になり、すごく楽しかったです。「行ってみたい」、「食べてみたい」という声が聞こえてきました。
そして、せっかくの機会ということで、グループを作って、自分の旅行をした経験をシェアしました。夏休みに行ってみたいところについても話しました。
インタビューの「レポートコーナー」では、最近流行っている音楽を紹介しました。音楽は国の垣根をこえて、皆さんに届くものですね。
26日の授業(Oral Intensive)は、SWUの学生が参加する最終回でした。また機会があれば参加したいと思っています。皆さんもぜひ参加してみてください!! (M1)
学部生からは、「使用した語彙が伝わらないとき、どうやって言い換えればいいのか即座に浮かばず困ってしまいました」「日本語を学んでいる教室に入り、一緒に活動できたことは貴重な機会でした。TUJの学生さんと話していて、自分の日本語をもっとわかりやすくするために調整することが大事なんだと思いました」等、母語(日本語)を見直し自分のコミュニケーションの取り方を再考したいという感想が聞かれました。
授業担当:近藤彩