12月6日に明治大学で「グローバル人材育成フォーラム」が開催されました。 その中で行われたリサーチ・プレゼンテーション大会に、18大学から予選を勝ち抜いた8大学のうちの1校として、昭和女子大も参加させていただきました。
プレゼンテーション大会のテーマは「開発と貧困」。8大学の代表が、学生目線の開発策を提案し、貧困解決のための新たなアイディアを英語でプレゼンしました。 私たち昭和女子大は、支援する人も、される人も成長できる制度、「Dual Development Project(2つの成長プロジェクト)」を提案しました。グラミン銀行創設者であるムハマド・ユヌス氏のマイクロファイナンスを参考に、開発途上国に住むお母さんたちに「融資するシステム」。そして、日本の小学生から大学生が貧困を学び、実際に支援を楽しみながら行うための「教育プログラム」。この二つのプログラムを組み合わせることによって、一方的な支援ではなく、お互いが成長するためのきっかけを、お互いが創りだす。そんな日本の学生を巻き込む開発策をプレゼンしました。 結果、3位に入賞することができました!!! 当日は、多くの昭和の先生や友達が足を運んでくださり、そのおかげで落ち着いてプレゼンをすることができ、入賞を果たせたのかなと思います。 2つの予選を乗り越え、本番を迎えるまでに、リーダーズ・アカデミーの先生を筆頭に、多くの先生方にお世話になりました。行き詰まった時にはヒントをくださり、自身を失くしそうな時には、いつも味方でいてくれた先生方。 入賞を果たせたことで、少しは恩返しができたかな、と思います。 余談ですが、私たちのチームは今年の6月に4人で結成してからというもの、6ヶ月間ずっとこのプレゼンに取り組んできました。最後の3ヶ月は、ほぼ毎日終電まで話し合いを重ね、プレゼンの練習を何度も何度も行いました。睡眠時間も十分に取れず、フラフラになりながら過ごしていました毎日。とても辛かったけれど、今思えば本当に充実した時間を過ごしていたのだな、と感じます。 このような素敵な経験ができて良かったと感じたのと同時に、もっと多くの昭和の学生、特に1、2年生がこのような充実した経験をしてほしいと思いました。 来年も、昭和女子大から出場し、今年以上の結果を残してくれることを祈ります!