日中韓プログラム(2)

こんにちは、英語コミュニケーション学科4年のチアキです。

先日、11月28日・11月29日・12月5日・12月6日・12/12の5日間にわたって開催された日中韓の3カ国合同のプログラムAWLP(Asian Women Leadership Program)に参加しました。

例年は夏休みに3カ国それぞれ1週間ごとに滞在するプログラムですが、今年はオンラインプログラムとしての開催でした。今回のプログラム内容としては、社会学の中でジェンダーを専門に研究なさっている石井クンツ昌子教授をはじめとする三人の先生方の講義とグループワークです。

講義では学校のカリキュラム、労働率や育児休暇などの事実に加え、「コロナ禍での女性たち」や「アート」という新しい観点から女性の置かれている状況について学びました。また、最終日には日本人・中国人・韓国人それぞれ2人ずつが集まって構成されたグループでプレゼンテーションをしました。

みなさんは、画面越しのコミュニケーションに慣れてきましたか?顔と顔を合わせて話すよりも、相手の表情が見えにくく、慣れるまでは大変ですよね。今回のプログラムでは、英語でコミュニケーションを図る際に、相手の発言を遮らずに、自分が発言するタイミングを見つけることの難しさを改めて実感しました。また、本学での通常の授業を受けながらの参加ということもあり、限られている中でのプレゼンテーションの準備は大変でした。しかし、全員の都合を合わせ、ミーティングを開き、プレゼンテーションを作り上げ、納得のいく発表ができました。

そして、今回のプログラムを通し、改めて「留学」について考えさせられました。私も、ボストンに留学する予定だった二年生同様に、2020年度(前期・後期)に韓国への留学が中止になりました。中止が決まり、緊急帰国の要請を受けた時はとても悔しかったです。しかし、このプログラムを通し、たとえ「留学」を断念せざるを得ない状況下にあったとしても、IT技術を使うことで、英語力の維持、海外の学生と交流し、友人と出会うチャンスは作り出すことができるということを学べたと思います。

困難な状況下でも柔軟に物事を捉え考えて学びの場を広げていきたいと思います。