2022年5月20日(金)にテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の卒業式が行われました。TUJは本学とキャンパスを共有していることから、両校間の交流が活発に行われております。
また国際学部ではTUJとのダブルディグリープログラム(TUJ-DDP)がございます。こちらは昭和女子大学とTUJの二つの学士号の取得を目指すプログラムです。学生たちは1年次より指定された期日までに段階的にIELTSスコアや高い成績(GPA)を満たしていくことが求められ、とてもハイレベルなプログラムとなっております。
そんなTUJ-DDPから第1期生がTUJを卒業しました。英語コミュニケーション学科からは1名の卒業生です。これまで大変なことの方が多かったことと思います。ご卒業、本当におめでとうございます!
以下、学科長と学科のDDPアドバイザー教員からのコメントです。
英語コミュニケーション学科長の小西先生からのコメント
TUJ-DDP 第1期生 TUJを卒業、おめでとうございます。
本日2022年5月20日、本学と包括的な提携をしている、TUJ (Temple University Japan Campus)の卒業式が挙行されました。
素晴らしい天気の夕方、本学キャンパスに集まるキャップ&ガウンの国際色あふれる多くの学生たち。その中で英語コミュニケーション学科のTUJ DD第1期生の寺井美優香さんは、晴れの日を迎えました。
1年からIELTSを受け始めてTUJの入学基準クリアを目指すとともに、両大学での学位取得に必要となる多くの授業を受講するDDP学生は、本当に多忙な大学生活を過ごします。さらに、先駆者が誰もいない挑戦は、二重三重の苦労があったと思います。
自分の可能性を信じて学び続け、TUJの2年間を駆け抜けて本日卒業する彼女の姿は、とても輝いていました。TUJでともに過ごした学友と楽しく写真撮影をする姿は、建学の精神を体現する「思慮ある力強き婦人」のそれであるように思われます。
ご卒業、本当におめでとうございます。
TUJ DDPを目指す後輩の学生にとって、強い光となることと思います。
引き続き体に気をつけて前に進んでいってください。
学科のDDPアドバイザーである高味先生からのコメント
2022年5月20日(金)19時から、本学の人見記念講堂にて行われたTemple University Japan Campus (TUJ)の2022年度卒業式に出席しました。会場は、キャップとガウンを身につけてとても誇らしげな顔つきの卒業生たちとそのご家族であふれていました。
TUJの卒業式は、カジュアルな中にも厳粛な雰囲気で進みました。心を打つ数々のスピーチや既に今年度の卒業式が行われた米国・ペンシルベニア州にあるTemple University本校の卒業式の動画も映写されました。また、卒業生全員が一人一人名前を呼ばれ、舞台中央まで進み、学長から学位記をもらうというセレモニーがあり、卒業生には大変良い思い出になるだろうとその様子を見守りました。そして、最後に、号令と共にキャップのタッセルを右から左に移動させ、卒業式は終了しました。式の終了後には、卒業生がキャップを空に投げ上げる「ハット・トス」をする学生の姿も見られました。とてもアメリカ的要素が詰まった式典でした。
実は、今回の卒業式は、私たち英語コミュニケーション学科には特別なものでした。それは、本学科の寺井美優香さんが、英語コミュニケーション学科のTUJ-DDP第1期生として卒業されたからでした。英語コミュニケーション学科の1年次から高い目標を設定し、継続して努力を続けてきた彼女の努力が、この日大きく実りました。その姿を見て、言葉にならないほどうれしい気持ちになりました。
現在、彼女に続き、英コミの学生達がTUJDDにチャレンジしています。英語コミュニケーション学科は、今後も学生たちのDDへのチャレンジを全力でサポートしていきます。興味のある方は、是非トライしてほしいと思います。