【教育実習体験記】中学校で英語を教える —「多くの生徒が意欲的に授業に参加してくれて、その気持ちが本当に一番嬉しかった」

こんにちは!英語コミュニケーション学科4年のナナです。私は教職課程を履修しています。この9月に参加した教育実習についてお知らせします。

実習の初日、始業式で心臓が飛び出しそうなくらい緊張しながら壇上で挨拶したのを、昨日のことのように思い出します。はじめは生徒たちとどんなふうに接したら良いのか距離感がつかめず悩んでいましたが、スポーツ大会を通して生徒との距離が一気に縮まったような気がしています。気づけば当たり前のように、「先生!ナナちゃん!」と声をかけてくれるようになって、すごく嬉しかったです。

授業では、うまくいかないことも多くありましたが、私を応援しようという気持ちで多くの生徒が意欲的に授業に参加してくれて、その気持ちが本当に一番嬉しかったです。長いようで短かった3週間、生徒から、そして先生方からたくさんのことを学びました。この実習を通して自分がどんな先生になりたいか、が明確になり、教員になりたいという気持ちもより一層強固なものになりました。

世間では「教員はブラックだ。」と言われ、あまり良いイメージがない方も多いかも知れません。しかし、現場ではどの先生方も生徒のためを思い、一人一人の日記にコメントを入れたり、学校での出来事を家庭に電話したり、生徒の様子を知るために家庭訪問したりと情熱を持って生徒と関わっており、その姿に胸が熱くなりました。まだまだ自分の中で課題点はありますが、一つずつ克服し、来年の春から立派な教員になれるよう頑張りたいと思います。