【英コミ主催特別講座】本学客員教授 杉田 敏 先生による特別講座「基礎語を学ぼう」

【授業風景:質疑応答】

こんにちは!英語コミュニケーション学科のカオです。
6月19日に本学客員教授の杉田敏先生による特別講義を受けました。特別講義では、「英語の基礎語」について教えていただきました。
基礎語は、1文字語、2文字語、3文字語、4文字語から成っており、英語はthe, be, to, of, and, a, in, that, have, I の10語が書き言葉や話し言葉の4割を占めているそうです。
また、基礎語には、英語を学んでいる日本人にはわからないがネイティブスピーカーには伝わる言葉がたくさんあります。
例えば、「pen」は日本人からしたら「ペン」という意味だけを知っていますが、「Pigs in the pen」という数え歌ではペンは書くペンではなく、「囲い」という意味になります。さらに、「zoo」は日本人には「動物園」という意味ですが、ビジネスパーソンが自社のことを「It’s a zoo」と言ったら、会社の混乱状態を表すことになります。もし海外で「Duck!!」と叫ばれたら「身をかがめて逃げなさい」という意味になります。意味を知らないと命を落とす可能性のある4文字語もあることを知りました。

単数と複数で意味の変わる語もあり、3文字語では、wit/ witsやguy/guys, 4文字語では、good/ goodsやroot/ roots などがあります。また、インターネットが普及する前と後で意味の変わった語もあります。
例えば、「post」はインターネットができる前は「郵便ポスト」という意味でしたが、インターネットが普及してからは「投稿する」という意味になりました。「hash」は「細かく切る」という意味で使われて来ましたが、インターネットが普及してからは一般的に「ハッシュタグ」として知られていきました。

私はこの講義を聞いて、英語は10年以上学校で勉強してきて、難しい文法や受験などで使う難しい英単語は長い時間を掛けて学び、ある程度使えるようになってきました。
しかし、簡単な英単語の使われ方やもう一つの意味は知る機会がなかったなと感じました。将来、英語を使って生きていきたいなと思っているので基礎語についてもっと学んでいきたいと思いました。