「就労支援サービス」の授業で、生活保護のワーカーさん(卒業生)をお呼びしました

2015年の授業1回目の1月8日、「就労支援サービス」の授業で、本学科のOGで川崎市福祉事務所にケースワーカーとして勤務されているIさんをお呼びし、福祉事務所での就労支援等の業務の実際についてお話をしていただきました。

現場で活躍されているIさんならではのお話で、生活保護のワーカーが担当する世帯数(80~100世帯)、生活保護手帳という生活保護ワーカー必携の資料や、実際の保護受給者の方たちとのやり取りのご経験など、具体的なお話をしていただきました。

社会福祉士を目指す大学生が生活保護や就労支援を勉強するというと、制度の勉強に留まりがちで、実際にその分野で支援者であるソーシャルワーカーや利用者の方はどのような人で、どのように支援が行われているのか、なかなか見えにくい分野ではないでしょうか。今回、Iさんに日常業務などについてお話しいただき、聴講した学生はイメージしやすくなったようです。

受講した学生の感想です。

低所得者への就労支援について詳しく聞くことができ、理解が深まったと思います。ケースワーカーは忙しく大変な仕事で根気が必要なのだと感じました。生活保護受給者で働く意思があるとは限らないというお話に驚きましたが、そのような人を自立できるように支援するのはステキな仕事であると感じました。今回のお話でケースワーカーに興味が出てきました。自分でももっと調べてみようと思います。

Iさん、ありがとうございました。