✈北欧福祉研修6日目✈

北欧福祉研修6日目についてレポートします。

9月23日 北欧福祉研修6日目です!

各自船内で朝食をとったあと、午前10時ごろに船はフィンランドのヘルシンキに到着しました!

通訳のSさんと合流後専用バスで移動し、本日は3つの施設を視察しました。

〇ハカニエミ核シェルター
初めにハカニエミの地下にある核シェルターに訪れ、通訳のSさんよりフィンランドの核シェルターや兵役制度についてお話を伺いました。
ヘルシンキには、約5500のシェルターがあり、旅行者や留学生などを含めた約90万人の方が避難できるそうです。
核シェルター内にはフードコートや子どもの遊び場があり、非常時以外にも利用されていることが印象的でした!

〇家族リハビリセンター
次に、ヘルシンキ市が運営する家族リハビリセンターを訪れました。施設の活動についてお話を伺ったあと、施設内を見学させていただきました。
「子どもが安全な環境で育つ」ということを目標にし、クライエントである子どもとその家族に向けた支援を行っているそうです。
ソーシャルワーカーだけではなく、心理士や家事指導員、時には司書や歯科衛生士などの多くの他職種が連携し、子どもと家族の相互の関係の改善が目指されているところが印象的でした。

〇移民女性支援団体モニカ
最後は移民女性支援団体のモニカへ訪れ、団体の成り立ちや活動内容についてお話を伺いました。
モニカは1998年にDVサポート活動をしたいという設立者の思いから設立され、その後はシェルター運営や人身売買の被害者救済活動などを行われているようです。
モニカではフィンランド語や英語をはじめとし、ペルシャ語、ダリ語(主にアフガニスタンで使用されている)などの20ヶ国語での対応が可能だということがとても印象に残りました。

視察が終わり、ホテルにチェックインしたあとは各々自由に過ごしました。
学生の多くはホテルの近くにあるイタリアンでパスタやピザを食べました!

(2年 I.C)