北欧福祉研修4日目についてレポートします。
北欧福祉研修4日目です!
本日は2つの施設を視察しました。
○森のムッレ就学前幼稚園Ur och skur
午前中は森を幼稚園として活用している、森のムッレ就学前幼稚園Ur och skur
を訪問しました!
子ども達は森の中で自然のものを使って自由に遊びながら創造力を育んでいました。
自然の中で体を動かすことで、身体能力や免疫力も一般的な幼稚園に通う子ども達よりも高い傾向があるそうです。
年齢が低くても自分の荷物を自分で持っていたり、気温が-15℃以下になるまでは外でお昼寝をしていたりと、驚くことがたくさんありました。
また、森の中には子どもたちが作った秘密基地がいくつもありました。
幼少期を森で過ごすことで、虫への恐怖心が薄れ、どう歩けば安全かを自然に学び、花や鳥に興味を持っていくことを実感し、環境の育む力の大きさを感じました。
○学校ソーシャルワーカー、ユースクリニックSW
午後は心と体の悩みを気軽に相談できる場として若者を支える、学校ソーシャルワーカーとユースクリニックの方々にお話をお伺いしました。
スウェーデンでは、学校ソーシャルワーカーが生徒の悩みや家庭での問題をサポートし、ユースクリニックでは若者の心身の健康や性に関する相談に応じ、必要な支援に繋ぐ役割を担っています。
ストックホルムでは予算の45%が学校教育に使われており、子供や若者の支援がとても重視されています。ユースクリニックは心と体の両面から支える予防的・啓発的な活動が中心になっていました。
問題を抱えている子どもだけを支援するのではなく、誰でも利用し相談できる場となっていることが印象的でした。
また、14歳の時に一度訪問する機会があるため、何かあったときにも「行ったことのある場所」として足を運びやすい環境になっていました。
どちらの施設からも新しい学びがたくさんありました!
1年I.A.&H.M.