現代教養学科では、国内社会調査として今年度、東京を取り上げて研究することになりました。これは実際に東京について調査し、レポートをまとめ、単位を修得するだけでなく、コスモス祭で研究発表をするということまで視野に入れてすすめます。4月に概要説明を行い、第2回目は概論として「現代の視点から東京の成り立ちを見る」ということで講義をしました。
今回は、江戸東京博物館を見学研修して、実際に現物や模型などを見ながら江戸と東京の歴史と、特に都市東京の成り立ちを見て、テーマを各人2つ見つけてレポートをまとめるということで、5月15日(土曜日)午後江戸東京博物館に行ってきました。引率したのは大串、小粥です。学生参加は13名でした。
午後2時間ほどでしたが、見学しました。私(大串)は20年ほど前、展示を作る作業にも参加したので、改めて展示を見て回って、当時からするとだいぶ充実していて、特に、近代の明治期は充実したように感じました。学生のなかには銀座煉瓦街のミニチュアの説明時間に行きあわせて、博物館の方に説明を聞くことが出来た人もいたようです。建物のなかも入ることができるようになっているところもあり、昔の生活空間を感じることができます。
2時間ではザーッと見るだけになってしまったのですが、興味ある方は、ぜひじっくり時間をかけてみることをおすすめします。なお、現在、企画展では坂本龍馬をやっていますが、こちらは大変な人気で入場制限が行われる日もあるようです。
(記事:N.O.)