学外研修

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もう2月になってしまいましたが、1月の授業開始前に国際関係論ゼミ3年生と、横浜に学外研修に行ってきました。
目的は、JICAの海外移住資料館および、横浜港資料館の特別展示「近代日本学のパイオニア」の見学を通して、日本と海外とのつながりを考えたり、日系移民の生活や背景を知って、国際社会について考えること。
海外移住資料館では、野菜と果物で飾られた山車に迎えられました。実際にアメリカで作られて、曳かれたようで写真もありました。
学生のコメントでは、実際にアメリカで第二次世界大戦期に日系人が収容所に集められてという話は知っていたけれど、その時の告知の命令書や新聞の写真に驚いたとのこと。また、見知らぬ国にわたっていく際に、鞄に詰めたものが展示されていて、その中には、ミシンやアイロン、そして、草履、さらには化粧水などもあり、その思いに馳せるひと時もありました。見学後のパソコンでのクイズに、全員、”よくできました”のマークをいただき、記念にカードまで。
冊子の問いに一つ一つ応えながら見学したのは、資料館の説明ボランティアの方の眼にもとまったようで、お話をする機会にも恵まれました。
また、移住するために船をまつ横浜には、移住予定者のための宿屋が沢山あった地図にも驚きでした。
ここから10分ほど歩いて、特別展示「近代日本学のパイオニア」へ。アーネスト・サトウやチェンバレンについての資料を見学。このイギリス人のサトウという苗字が、ドイツの村の名前に由来するとの説明に驚きの声も。
締めくくりは、国際関係論ゼミらしく、デンマーク料理とおやつに中華街にて小籠包でした。
今度は、暖かい季節に、もっと街を歩き回りましょうと、計画も次々にでてくる一日でした。

(記事:S.S.)