【シムゼミ】現代教養学科にアジアの新しい風が吹きました!

皆さん、こんにちは!シムゼミ3年の木崎です。
私たちシムゼミ3年生は、2月の中旬に昭和女子大学で開催されたNPO法人「アジアの新しい風」主催の交流会の司会・進行役を務めさせていただきました!
この交流会では、タイとベトナム出身の留学生6名が「私が見た日本人像」というテーマでスピーチを行い、その後ランチを交えながら小グループに分かれてディスカッションもしました。
参加者は留学生と私たち現代教養学科生の他に、「アジアの新しい風」会員の方々、世田谷区区民と鴎友学園女子中学校の生徒さんたちでした。

司会進行をするシムゼミ生
参加者は60名近くいました
タイ出身のナッタカーン・インルンさんによるプレゼンテーションの様子

「日本人像」について、留学生たちは以下のように述べていました。
・礼儀正しい
・正直な心を持っている
・人間関係を重視するためストレートに言わない
・細かいところまでに気を配る
などなどです。

特に、日本人のことを礼儀正しいと思っている留学生が多く、東日本大震災できちんと並んで救援物資を受け取っている様子や、電車に乗る際には降りる人を待ってから乗るなど、日本人として当たり前と思っていた行動が日本人の良さであると指摘されたのが新鮮でした。
海外との興味深いギャップを感じることもありました。例えば、日本人は電車内で他人とは話しませんが、タイではバス内でも知らない人と話し、降りる頃には仲良くなっていることがあるそうです。
タイ人のこのようなフレンドリーさは、朝の憂鬱な通勤時間も楽しい時間に変えられるのではないでしょうか。今度日本の電車の中でやってみようかなと思いました。笑。

ディスカッションの様子

私たちのグループは、タイ出身のクスマー・タイニコムさんを囲んでディスカッションをしました。グループ内には、幅広い年齢層が集まっていたため、世代や国籍を超えた意見交換ができて大変面白かったです。最後に各グループのディスカッションのまとめについて発表してくれた中学生もいましたが、あまりの素晴らしさに圧倒されてしまいました。

ディスカッションのまとめを発表した中学生

今回の交流会に関わることを通して、日本人の良さを客観的に知ることができましたが、外国人に対して配慮が足りない現状も生の声で聞けて、一人ひとりが接し方を改めていくべきだと感じました。
外国人だからといって遠ざけてしまうのではなく、同じ人間として積極的に交流を深めることによって世界を見る視野をもっと広げていくべきだと強く思いました。

(記事:シムゼミ3年・木崎)