現代教養学科1年の堀木と主藤です。
4月14日にSWU Agri−Girlsの農業体験1日目が行われました。
SWU Agri−Girlsの活動は、世田谷区桜ヶ丘で農業を営んでいらっしゃる「中杉キッチンガーデン」の農園主の中杉玲子さんと、それをサポートするチームReikoの皆さんにご指導いただきながら、農業の手伝いをするというものです。農作業の手伝いを通して、都市農業の役割や重要性、課題について学ぶことを目的としています。
今日の主な作業内容としては、黒ポットへの土入れ、苗・種植え、マルチの穴あけ、多肉植物の寄せ植え、野菜の袋詰め作業でした。
黒ポットというのは底に穴の空いている黒のプラスチックケースのことです。
黒ポットに八分目まで土を入れ、青紫蘇・赤紫蘇の苗を植える作業を行いました!
私たちの作業によって作物が育ち、商品となり、消費者の方々の手に渡ると思うと、全ての作業が重要で、1年生一同気を引き締めながら取り組めたと思います。
農業を行う際に土を覆う黒のビニールで、マルチング(マルチ)を行いました。マルチを利用する目的・効果は、地温の調節、雑草の抑制、乾燥防止、病気予防とのことです。元々穴が空いているものもあるそうですが、空いていないものは1つずつ穴を開けるそうです。
穴の間は40センチと決められていて、1つずつ丁寧に印をつけた後、マルチ穴あけ簡単器という道具でビニールに穴を開ける作業を行いました。
そして多肉植物の寄せ植えでは、小さな鉢を完成させる事が出来ました。この作業はとても細かくて1つ完成させるのに時間がかかりました。
写真は、私たちが植えた多肉植物の寄せ植えです。今、ブームになっている多肉植物。
買っていただけるかな?
絹さやは、種子が小さく和食によく使われます。スナップえんどうは種子が大きく家庭料理でよく使われます。収穫期間はスナップエンドウの方が短いそうです。
野菜を植えたり、売るまでには1つ1つの作業を丁寧に行い、時間がかけられているという事を実感出来ました。体験していなければ知らないままだったと思います。
中杉キッチンガーデンでは、中杉さんを含め他の方々に今日行った作業について多くのお話をしていただきました。
中杉キッチンガーデンでは育てた野菜やその野菜で作った料理をバザーで販売し、売り上げの一部を被災地に支援金として寄付しているそうです。
私はこのお話を聞いてこのプロジェクト活動に参加する事は農業について知るだけではなく、周りの人々について考える機会になるものだと感動しました。
中杉キッチンガーデンのみなさんはとても親切で、作業の説明の他にも美味しい野菜の料理のお話もしてくださり、とても楽しかったです。
私達は今日の体験を機に、Agri-Girlsに加入しました!
1年生ですが、先輩たちを見習い主体的に行動していきたいと考えています!