【シムゼミ】テンプル大学とのWaiGayaイベントに参加して

こんにちは!シムゼミ3年の相﨑です。7月に昭和女子大学とテンプル大学の合同イベント「WaiGaya」が開催されました。「ダイバーシティ」というテーマについて、両大から教員1人ずつと学生2~3組ずつで、各々およそ7分間のコンパクト・プレゼンテーションを行いました。


シムゼミ3年生は、テーマを「女子大学が描く多様性」にして話し合いを重ねて、私たちの意見と主張を発表しました。具体的には、G7の男女共同参画の大臣会合の様子や歌舞伎町のジェンダーレストイレなどの話題を取り上げて、いくつかの課題を指摘しました。


日本社会は、未だに男性中心社会であるため、女性が自分らしく主役として能力を発揮できる舞台を与えることに女子大学の存在意義があると強く訴えました。さらに、相対的な社会的弱者である女性の活躍する場を広げる女子大学は、トランスジェンダーの学生を受け入れる体制づくりが今後ますます必要なのではないかと結論付けました。この提言も含めて、私たちは発表内容に、イベントの参加者たちにも考えていただく疑問と質問をたくさん盛り込んでいました。

今回のイベントに参加して、私たちが女子大学で学ぶことの意味と意義について改めて考える良いきっかけになりました。そして、ほかの発表者による主張を通して、多様性の捉え方の広さや自分自身の言葉で考えを伝えることの大切さも学べました。また、英語と日本語を混ぜながら、テンプル大学の教員や学生と交流する貴重な機会にもなり、大変有意義な時間を過ごすことができました。皆さんと再会できることを楽しみにしていますね!

 

記事:3年・相﨑